IRIS社 FAQ アイリス社製 部分放電測定システムの信頼性は?

IRIS社 FAQ アイリス社製 部分放電測定システムの信頼性は?

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Q アイリス社製 部分放電測定システムの信頼性は?

A

オンライン部分放電試験の目的は、モーターや発電機の固定子巻線の絶縁劣化を運転中に警告することです。アイリス社の部分放電センサーを設置する際に、センサーそのものが劣化しないかどうかを考えることはもっともなことです。カナダの電力会社であるBC Hydro社が2000年4月に開催されたDoble Engineering Client conferenceで報告した、結合コンデンサの電気的抵抗路(トラッキング)による固定子の接地事故についての体験が最近話題になっています。

装置に採用したエポキシ・マイカ・カプラーについて詳細が明らかになりました。

  • このカプラーはアイリス社製ではなく他社製でした。
  • このカプラーは黒色で円柱型でした。
  • このカプラーには沿面距離を増す手段(溝等)を講じていませんでした。
    (沿面距離;絶縁物の表面に沿った導電部相互間の最短距離)
  • このキャパシタは脂環エポキシより抵抗路(トラッキング)に耐久性のある黒いビスフェノール・エポキシに覆われていました。

アイリス社のエポキシ・マイカ・キャパシタは今日世界中で1万個以上も設置されています。これらには一度も電気的な抵抗路(トラッキング)の事故はありません。(さらに言えば絶縁体本体の事故もありません。)この完璧な記録は以下のことに起因すると考えております。

  • 高電圧の絶縁に詳しい技術者によるカスタム・デザイン
  • 抵抗路(トラッキング)に強い吸引鋳造エポキシを使用
  • 屋外での設置基準に沿った最小沿面距離
    (対接地AC rms 電圧が定格KVあたり最低25mmの沿面距離があります。)
  • IEEE1043準拠の耐電圧試験による余裕のある設計(寿命60000年に相当)
  • 熱サイクル試験により部品同士の接合を確認
  • 関連する光衝撃試験だけでなく、ACとDCのすべての高電試験に完全に適合
  • アイリス社ISO9002品質管理による細心の品質管理手順
  • 北米の危険場所規格Class 1, Division IIでの使用認証取得ならびにヨーロッパ規格Zone 1危険場所での使用認証取得
  • 個々のキャパシターについてAC高電試験とPD試験を実施

アイリス社によれば、唯一アイリス社のみが北米とヨーロッパの機関から危険場所での使用の認証を受けております。さらにアイリス社のセンサーは、厳格な信頼性検査が要求される最も厳しい用途である原子力施設での Class"1E"に適応しています。

そのほかの設計上の特徴でも信頼性を向上しています。 キャパシターを低電圧/高電圧用電極からボルトでマウントするのではなく、アイリス社は独自のクランプを使いてキャパシター本体を保持しています。これにより、キャパシターへの不測の衝撃や、装置からの何年にも渡る振動によってエポキシと真ちゅう製電極間の接合が破損することはありません。さらにキャパシターからBusへの接続点への高電圧ケーブルは常に十分余裕のあるものを提供しています。

次の写真はランダムに選んだアイリス社のキャパシターと、同様に選んだ他社製の黒色で円柱型のキャパシターの断面です。どちらのキャパシターが高品質かは明白です。

信頼性の高い部分放電キャパシター・カップリング・システムを実現するには、ユーザーは以下の点を指定しなければなりません。

  • 部分放電開始電圧と部分放電消滅電圧の最小許容値(動作電圧の2倍以上)
  • AC高電試験電圧 2E+1 KV (ここでEは装置の定格電圧)
  • 定格KVあたり25mmの沿面距離 (ラインから接地まで)
  • 抵抗路(トラッキング)に強いエポキシを使用
  • ISO9002品質管理と認証

(本文章はIRIS社のホームページから要約したものです。不明な点は原文をご参照ください。)