Moku:Lab | アプリケーションノート | 電源の安定性

Moku:Lab | アプリケーションノート | 電源の安定性

このアプリケーションノートでは、周波数応答アナライザを用いたリニア電圧レギュレータのゲインと位相の測定手法を紹介しています。インジェクション・トランスを使用して、フィードバック・ループに小信号を注入し、2つの異なる負荷コンデンサの位相マージンを解析します。

アプリケーションノートのダウンロードはこちらクリック

周波数応答アナライザによる解析

Moku:Lab の周波数応答アナライザ(FRA)は、Moku の出力ポートより正弦波を発振し、同時に Mokuの 入力ポートで受信した信号の振幅(またはパワー)と位相を測定します。これにより、テスト対象のシステムやデバイスの伝達関数を測定し、ボード線図と呼ばれる振幅と位相の対周波数プロットを作成することができます。このアプリケーションノートでは、リニア電圧レギュレータのフィードバックループに掃引正弦波を注入し、制御ループの位相マージンを評価します。
リニア電圧レギュレータの設計では、電圧のレギュレーションを維持するためにフィードバックループが組み込まれています。制御ループの応答を測定するには、外乱信号(Disturbance signal)を注入する必要があります。これは通常、制御ループに小さな値の抵抗を挿入することで実現します。これは注入抵抗(Rinj)と呼ばれ、この抵抗を介してテスト信号や外乱信号を注入することができます。
Moku:Lab は、殆どのテスト機器と同様に、入力と出力が接地されています。注入抵抗(Rinj)には接地接続が無いため、Moku の出力を分離する方法が必要です。これは変圧器を使用して行われますが、このアプリケーションではピコテスト社のインジェクション変圧器(モデルJ2101A)を使用しています。

評価時セットアップ(参考) 

ラボでのセットアップ
クローズアップ図

より詳細なアプリケーションノートのダウンロードはこちら