SIEMENS|振動騒音データ収集 LMS SCADAS XS

SIEMENS|振動騒音データ収集 LMS SCADAS XS

LMS SCADAS XSは、振動騒音試験向けポータブルデータ収集システムです。LMS SCADASシステムの多様な機能を備えつつも、使い勝手の良い手のひらサイズの小型システムで、自動車・輸送機器・航空宇宙等の技術者が振動騒音試験を行うためのツールです。

LMS SCADAS XS振動騒音試験向けポータブルデータ収集システムの紹介動画

LMS SCADAS XS振動騒音試験向けポータブルデータ収集システムの実計測現場、解析状況をご紹介します。ポータブルで持ち運びに便利なバッテリー内蔵データ収集システムで、約6時間充電せずに継続計測することが可能です。

LMS SCADAS XS特長

・SCADAS XSはPCと接続するフロントエンドモード、タブレット端末とWLAN接続するタブレットモード、タブレット端末等で事前に試験条件を設定しSCADAS XS所上面ボタンでデータ収集開始/停止/再生するスタンドアロンモードの3種類から操作モードを選択できます。
・ポータブルで持ち運びに便利なバッテリー内蔵データ収集システムで、約6時間充電せずに継続計測することが可能です。
・12chのアナログ電圧/EPE TEDSセンサの他に、収録再生用バイノーラルヘッドセット、デジタルオーディオ(SPDIF)サポート、デジタルCAN、2chアナログタコ入力、GPS対応の“12+”システムがございます。

仕様

型番
SCADAS XS
サンプルレート
選択: 51.2 kHz, 48 kHz and 44.1 kHz
電圧/IEPE TEDS入力
9ピンLEMOコネクタを介して6ch(SCXS06E)または12ch(SC-XS12A/N)のシングルエンド電圧入力、各コネクタは3軸センサまたは3つの単軸センサをBNCブレークアウトケーブルで直接接続するための3つの入力chをサポート。
DC MEMSセンサ対応
DC 6 VDC電源供給 DC MEMS加速度
センサ用センササプライ/コネクタ
入力電圧
直流結合: ±10 V
(製品コードが-Cで終わるXSシステム用)
AC 結合: ±10 V、±3.16 V、±1 V、
±0.316 V、±0.1 V
最大入力電圧
22Vrms
入力インピーダンス
50 kΩ
入力カップリング
DC, AC, IEPE
AC カップリング
0.6 Hz or 22 Hz
センサ
IEPE: 2.2mA、19V電源供給
DC: 100mA、6VDC電源供給
(すべてのセンサに自由に分散可能)
TEDS
IEEE 1451.4準拠
A/D変換
最大サンプリング周波数51.2kHzの24bit ADC
2ch タコ入力
ソフトクリッピング付き自動レンジ
最大入力値:80V
タコ更新レート:最大20,000パルス/秒
CAN bus
入力信号レベル:ISO11898-2およびISO11898-3規格に準拠。
CAN 2.0B 準拠; J1939およびOBD-2およびCAN-FDのためのサポート
(-C で終わるプロダクト コードが付いている XS システムで)
注:CAN-FDを使用すると最大サンプルレートが12.8kHzに制限されます。
GPS 更新レート
4 Hz
バッテリー
容量:15W/時
バッテリー種類:リチウムイオン
バッテリー駆動時間:6時間
サイズ
D170 x W114 x H21mm
重さ
SC-XS12: 540 g
SC-XS06: 528 g
動作環境
動作・保管温度:-20~50℃
耐振動:MIL-STD-810F method 514.5
耐衝撃:MIL-STD-810F method 516.5
インターフェイス
USB 2.0、WIFI 802.11N、Bluetooth 2.0

アプリケーション

車両NVH実装試験:車両種類の範囲拡大に伴い、自動車メーカー(OEM)は、これらの車両を実稼動条件下で試験する必要に迫られる頻度が高まっています。試験の目的は、さまざまな路面や走行条件で車両のNVHや音響快適性を検証することにあります。一般的に、この種の測定は、少ないチャンネル数で実施可能です。測定された信号には、バイノーラル録音、車両内ネットワークにアクセスするためのCANまたは自己診断機能(OBD)-II、GPS、マイクロホン、加速度の情報が含まれる場合があります。手のひらサイズのLMS SCADAS XSは、専門スタッフと一般エンジニアのいずれでも計測セットアップを簡単に行うことができるため、走行試験用途に最適です。

音質評価:競争がますます激化する市場では、音が知覚品質にどのように関係しているかが、車両の購入を決定する主な判断基準になります。また、パワートレインの音やドア閉音に加え、交通騒音や補助装置の騒音が何を意味するのかをユーザーに的確に伝える必要があります。車両の音質を評価するために、OEMとサプライヤーはさまざまな動作条件でバイノーラルデータを測定します。さらに、このような音に対する顧客の知覚に関する主観的なデータを収集します。LMS 3Dバイノーラルヘッドセットを使用すると、イコライズされたデータの収集と、校正およびイコライズされた音の再生の両方が可能です。また、主観的な意見を収集し、それらを客観的な心理音響指標に相関付けることができます。

航空機飛行中の診断と実稼動データの収集:最大12chのアナログチャンネルをサポートできるため、LMS SCADAS XSは、電圧、加速度、音響の信号を組み合わせて測定できます。この組み合わせ能力により、試験の更なる調整を可能にする、実稼動のデータ収集に最適なツールとなります。LMS SCADAS XSは、遠隔地での試験においても振動騒音の診断をより簡単に、かつコストを抑えて行なうことができます。スタンドアロン型のLMS SCADAS XSとLMSSCADAS 3Dバイノーラルヘッドセットがあれば、テスト飛行中や実際のフライト中でも、必要な音響や振動データのレコーディングを容易に行なうことができます。

コックピットの騒音モニタリングとキャビンの快適性エンジニアリング:LMS SCADAS XSシステムは小型で機内に持ち込みやすく、航空機やヘリコプターに過度な騒音が発生しないこと、およびパイロットが安全に操縦できることを検証できます。LMS SCADAS XS は、そのコンパクトさ、長時間のバッテリー駆動、優れた環境仕様から、このように要件が厳しい試験で優れた力を発揮できるツールです。評価対象はパイロットの安全性だけではありません。 LMS SCADAS XS に接続できるマイクロホンを複数使用することで、乗客の快適性も測定できます。このような装置を使用して旅客機のキャビン内の騒音レベルをリアルタイムでモニタリングおよび分析することで、音質評価エンジニアリングを実行できます。