SIEMENS|音源探査システム LMS Sound Camera

SIEMENS|音源探査システム LMS Sound Camera

LMS Sound Cameraは瞬時に騒音発生箇所を可視化できる音源探査システムです。モジュール式の高品質なデジタルマクロホンアレイを採用し、対象物の音源全体像が即座に分かります。簡便なシステム構成で、セットアップから計測まで約2分間で完了できます。

瞬時に騒音発生箇所を可視化できるLMS音源探査システムの紹介動画

LMS音源探査システムのセットアップ手順をご紹介します。LMS音源探査システムは、モジュール式の高品質なデジタルマクロホンアレイを採用し、対象物の音源全体像が即座に分かります。簡便なシステム構成で、セットアップから計測まで約2分間で完了します。

LMS Sound Camera特長

・LMS Sound Cameraに全ての機器が統合されているため、フロントエンドが不要でケーブル1本でPCに接続し測定が可能です。
・広角レンズで近接場測定に対応し、距離センサ内蔵で自動距離処理が可能です。
・3つの異なるサイズをサポートするために拡張可能なモジュール式アレイを採用しています。
・簡便なシステム構成で、セットアップから計測まで約2分間で完了できます。

仕様

中心部
ショートアーム
ロングアーム
一般的な使い方
手持ち、トラブルシューティング、標準距離0.5m未満
オールラウンド、近距離場/遠距離場、標準距離1m未満
低周波、大型測定対象物、遠距離(0.5以上)
計測周波数※1
1-20kHz
400-20kHz
200-10kHz
アレイ直径、マイクロホン数
30㎝、45個
60㎝、81個
150㎝、117個
ダイナミックレンジ(下限値、シミュレーション値)※2
14dB@15kHz
16dB@15kHz
12dB@10kHz

※1)近距離場焦点でのビームフォーミングのリアルタイム性能。LMS Test.Labでのポスト処理で改善可能
※2)実験結果は一般的に2㏈低下

アプリケーション

電子機器、マイクロホン、広角カメラがセンターアレイにすべて内蔵されており、最大20kHzまでの広い周波数領域をカバーします。通常、このデジタルアレイは近接音源付近で使用され、中高周波音源が対象となります。1本に4個のマイクロホンを備えたショートアーム9本を追加することで、幅広い用途に対応できるオールラウンドのアレイとして使用できます。この構成でのアレイは、幅±2mの測定対象物の音源を検出するのに適しており、アレイを対象物から1m以内に配置することで最適な結果を得ることができます。アレイを近距離場に移動させて、空間分解能を高めることもできます。広角カメラを搭載しているため、至近距離でも測定対象物全体を表示することができます。1本に8個のマイクロホンを備えたロングアームを取り付けて大型アレイにすれば、低周波数現象を評価する場合や、音源となる測定対象物に近づいての測定が困難な場合に有用です。このアレイは、音響ビームフォーミングで10dB以上の高いダイナミックレンジを維持します。このため、周波数帯域が同じでもレベルが異なる音源の検出が可能です。

自動車/輸送機器:LMS Sound Cameraを使用すると、自動車エンジニアリングチームによる、正確な音源探査の汎用性と柔軟性が広がります。LMS Sound Cameraは、音漏れ検出、パワートレインの騒音認定、ドア閉音、フロントワイパー、ブレーキシステムなど、さまざまな用途での騒音調査に使用されています。

重機/産業機械:実験室や現場でのブルドーザーや掘削機の騒音問題の評価にLMS Sound Cameraを使用すると、最適化が必要な部品を特定できるため、騒音のオーバーオールレベルを低減することができます。その結果、耐久性に優れた機器のブランドイメージの向上にも役立ちます。

航空/宇宙:複雑で高額な機内音響試験や風洞音響試験にLMS Sound Cameraを使用すると、音響性能を迅速かつ経済的に評価できます。LMS Sound Cameraは、外部騒音の地上測定に加え、機内騒音やシール漏れ、騒音源の寄与度の検出に適した優れたツールです。

消費財/白物家電:消費財や白物家電の分野では、ブランドイメージが極めて重要です。音響設計がブランドの構築や失墜を左右することがあるため、製品の完璧な静音性の実現に向けて多額の投資が行われています。LMS Sound Cameraを使用すると静音性の弱点が素早く明らかになるため、エンジニアは的確な問題解決に専念することができます。