BIRD Electronic|BIRD社マルチファンクションパワーメータ4421Aのご活用方法

BIRD社4421AはBird社4027A他、高精度パワーセンサと組み合わせて使用可能な多機能パワーメータです。長らく半導体業界や業務用無線業界等にて、お客様にご愛好いただきましたモデル4421の次世代機種となります。4421の使い勝手の良さを踏襲しながらも、小型・軽量化、デュアルセンサ入力(オプション機能)を採用することで、機能面での充実を図りました。このページでは、4421との比較、操作方法他、4421のユーザ様が、新しく4421Aをご購入いただく際に役立つ情報を提供いたします。

4421Aの特長

4421Aはお客様の多様な使用用途に柔軟に対応するために、以下、4つのオプションを設けています。
また、タッチパネルを採用し従来の4421の機能を踏襲しながらも、より直感的に操作できるよう設計されております。

モデル名
センサ入力ポート
外部通信インターフェイス
4421A-10-00-0
1ch 402x Sensor
4421A-20-00-0
2ch 402x Sensors
4421A-10-11-0
1ch 402x Sensor
RS-232,RJ-45
4421A-20-11-0
2ch 402x Sensors
RS-232, RJ-45

操作方法について

従来の4421は下記図に示す通り、ボタンでの操作でした。
実際の操作手順としては、電源ボタンを押し、FWDやRFL等表示したい項目を選択(1つのパラメータのみ表示)。測定レンジはAUTO/MANUALをボタンで選択するというシンプルなものでした。

4421Aの場合、4421への基本的な操作方法は踏襲しつつもタッチパネルを採用し、より直感的な操作を可能にしました。また、今まで同時に確認ができなかったFWDやRFL等のパラメータを同時に表示、そして出力の変化をグラフ上で確認する等、パワーモニタとして、より利便性を高めたユーザインターフェイスを採用しています。また、従来、4421ではボタン操作で設定をしていた表示切替等は、画面右上のメニューボタンを選択、測定レンジも右横のAUTOタブをタップし、AUTO/MANUALを切り替えることが可能。ディスプレイ上で4421の操作感を再現しています。

新機能:デュアルセンサ接続(センサの2台同時接続)

4421Aはセンサ入力ポートが2ポート付属しております。これにより、センサを2台同時に接続し、各センサの測定値を同時にモニタすることが可能です。RF電源や送信機の出荷前の出力点検や、半導体工場におけるRF電源の校正時等、従来は1台ごとに点検していたものが2台同時に測定することで工数の削減につながります。また、電源の個体差の把握にも活用可能。再現性が求められる現場において貢献が期待できる機能となっております。

※センサ入力ポートは1ch使用の場合でもポート自体は2ポートございます。
ご購入後のフィールドアップデートにより、有償にて2chとすること可能でございます。お気軽にお問い合わせください。なお、1chのみでご購入いただいた場合、無効なポートに接続すると以下文言が画面上に表示されます。
"LICENSE REQUIRED FOR DUAL SENSOR DISPLAY. SEE USER MANUAL FOR LICENSE OPTIONS."

通信インターフェイスを活用したい場合

4421はログデータ等データ収録用途にてRS232(DB25)およびGPIBが付属しておりました。IEEE488に準拠したコマンドおよび4421専用のコマンドを活用し、制御ソフトを構築可能でした。(標準での提供ソフトは存在せず、お客様にて作成)

4421AについてはRS232(DB9)およびRJ-45(LAN)が通信用インターフェイスとして活用可能です。(※GPIBは付属しません。)
RS232では、従来の4421のコマンドを踏襲したLegacy RS232 及び、SCPIコマンドに対応しております。RJ-45(LAN)はSCPIコマンドのみの対応となります。4421を使用し、RS232にて制御ソフトを構築されていらっしゃるお客様は、このLegacy RS232 を活用することで特別なプログラムの変更無く、4421Aへの切り替えが可能です。また、Settingタブより、制御時に4421にて設定をしていたDipスイッチや、RJ-45(LAN)にてコマンド通信を行う際のIPアドレスの設定が行えます。(標準での提供ソフトは存在せず、お客様にて作成する点は変更ございません。)

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