超高密度大気圧プラズマユニット Tough Plasma FPF20-ST

超高密度大気圧プラズマユニット Tough Plasma FPF20-ST

世界最高峰の処理能力を有するFPF20シリーズのスタンダードモデルTough Plasma FPF20-STをご紹介します。世界最速レベルの処理能力(処理速度)は維持し、中国を初めとした価格競争の激しい国でもご利用いただけるよう廉価版をリリースしました。最上位機種FPF20-GMと同等レベルの監視機能は備えつつイニシャルコストを抑え、ヘッドサイズをコンパクトにしていますので、さらに量産で使いやすくしたモデルです。

Tough Plasma FPF20-STの特長

FPF20シリーズのスタンダードモデルです。イニシャルコストを抑え、量産でよりご利用いただき易いよう設計したモデルです。
世界最速レベルの処理能力および充実した監視機能は維持し、プラズマヘッドをコンパクトに設計しています。

特長1:高い処理能力(速い処理スピード)

大気圧プラズマのヘッドは通常3軸ロボットや多関節ロボットに取り付け、表面改質を行いたい部分へロボット操作でプラズマヘッドを処理部分まで近づけ、ロボットのスキャン動作によりプラズマ処理を行っていきます。
ロボット動作のスピードが速いほど、プラズマ効果は薄くなりますが、FPF20-STは非常に速いスピードでプラズマ処理を行っても期待する効果を出すことができます。処理能力は最上位機種FPF20-GMの6割程度となりますが、それでも世界最速レベルの処理能力は維持しています。

特長2:長い距離照射(長ギャップ照射)

大気圧プラズマは、プラズマ状態を作ってもワークに届くまで大気が邪魔をしますので、本来であればワークに近づけなければ効果が出にくいという性質があります。しかし、FPF20-STはワークからノズル先端まで20~30mm程度離しても適切なスピードで効果が出せるよう設計されていますので、複雑形状をしたワークでも処理が可能です。

特長3:低温処理

プラズマ処理の後工程は接着剤が塗布されることが多いですが、樹脂材の場合、プラズマを過剰に処理すると表面が溶解してしまい、接着しても樹脂の表層から簡単に剥がれてしまいます。FPF20-STはワークへの熱影響が少なくなるよう設計されていますので、樹脂の表面を溶かすことなくプラズマ処理を行うことができます。

特長4:充実した監視機能

量産での使用実績が増える度、お客様から装置の状態監視に対するご要望を頂き、可能な限りご要望にお応えすべく改善を重ねてきました。最上位機種であるFPF20-STは、これまでに生産現場のお客様より伺った装置の状態監視に対するご要求に対し、可能な限りの機能を搭載しお応えしたモデルです。Tough Plasmaはプラズマの能力低下を検知し停止させることにより、処理不足品を後工程に流さないことができる装置です。
下記の監視機能にて搭載しております。

【FPF20-STの監視機能】
電力線、配管類の断線監視、配管類の詰まりなど