できるCCS② [ スタートガイド編 ]

ここではCCSをインストールし、サンプルプログラムを動作させる一連の流れをざっくりご紹介します。これを見るだけでCCS未経験の方でもなんとなく使い方のイメージがわくのではないでしょうか?それではまいりましょう!

事前準備

以下の3点をご用意ください。
(※オンボードエミュレータのEVM等を使用する場合、エミュレータは必要ありません)

PC

  • 最低動作環境
    • 1GHz x86 互換 CPU
    • 2GB RAM
    • 900MB ハードディスク空き容量(最小構成)
  • 推奨動作環境
    • デュアルコア x86 互換 CPU
    • 6GB RAM
    • 2GB ハードディスク空き容量(標準構成)
  • サポートOS情報

ターゲットボード

  • EVM(Evaluation Module)
  • LP(Launch Pad)
  • DSK(DSP Starter Kit)
  • LCDK(Low Cost Development Kit )
  • カスタムボード etc...

外付けエミュレータ

  • XDS110,200,560v2
  • MSP-FET etc...

PCとターゲットボードの接続

EVMやDSKなど、オンボードエミュレータを搭載した基板との接続

LCDKやカスタムボードなど、エミュレータと基板との接続

CCSのインストール

※Off-line Installersよりご選択ください。
※ダウンロードにはmyTIのアカウント登録が必要です。

CCSの起動

実際にCCSを動かします。CCSを起動してください。

Workspaceの作成

Eclipse Launcherが表示され、起動するWorkspaceの選択が求められます。初めは任意の名前(日本語はNG)のWorkspaceを作成し、Launchをクリックしてください(WorkspaceとはCCSのデバッグ環境の保存したり、プロジェクトファイルを作成するためのディレクトリのことをいいます)。

プロジェクト作成の前準備

CCSが起動します。初めは以下のような画面が表示されますが、今回のプロジェクト作成例では使用しないので閉じてしまいましょう。

閉じるとこのような画面になります。これがCCSのEditパースペクティブの基本画面です。

プロジェクトの作成

プロジェクトを作成します。プロジェクトの作成は、新規作成や、サンプルプロジェクトのインポートによってできます。今回は新規作成をしますので、「File -> New -> CCS Project」をクリックしてください。

New CCS Projectのウインドウが現れます。「Target」、「Connection」を選択し、「Project name」(任意)を入力してください。サンプルコードの作成のため、「Basic Examples」を選択(写真では「Blink The LED」)してから、「Finish」をクリックしてください。

プロジェクトが作成されました。今回実行するソースコードとして、「blink.c」が既に作成されています。

プロジェクトのビルド

作成したプロジェクトのビルドを行います。Buildボタンをクリックするとビルドができます。Consoleでビルドの完了を、Problemsでエラーがないかを確認してください。ビルドが完了すると、プロジェクトのDebugフォルダ内に実行ファイルが生成されます。

ターゲットとの接続~ロード

ターゲットとの接続から実行ファイルのロードまで行います。Debugボタンをクリックしてください。Debugボタンはプロジェクトのビルド、プロジェクト内のTarget Configuration Fileを使ったターゲットとの接続、接続デバイスへの実行プログラムのロード、main関数までのプログラムの実行をまとめて行ってくれる便利なボタンです。

プロジェクトの実行

Debugボタンの実行内容が全て成功すると、Debugパースペクティブに画面が切り替わります。CCSはDebugとEditのパースペクティブを切り替えながら作業を進めます。
Resumeボタンをクリックしてプログラムを実行してみてください。

LEDの点滅や、ConsoleへのHello Worldの表示など、プログラムの動作は確認できたでしょうか。Suspendボタンでプログラムの一時停止ができます。Terminateボタンでターゲットとの接続が切れます。

以上でCCSのスタートガイドは終了です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?駆け足で説明してきましたので、細かい部分については割愛させていただきましたが、CCSがどんなものなのかイメージがついたのではないでしょうか。
次回はより詳細なインストール手順やライセンスについて説明していきます。どうぞお楽しみに。

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