WEBENCH® Power Designer “CUSTOMIZE”機能説明編

新しくアップデートされたTexas Instruments(以下、TI社と表記)が提供するWEBENCH® Power Designerで、お客様のご要求に合わせて部品変更を行える"CUSTOMIZE"機能について TPS54320のデザインを例に解説します。

TPS54320 デザインの抽出

まずは、TPS54320 WEBENCH Power Designerデザイン抽出までの流れを説明します。

1.TI社 HPへアクセスします。
2.検索窓でTPS54320のページを検索し、TPS54320製品ページへ進みます。

3.画面右下のWEBENCH Power Designerの設計条件入力画面に、入出力条件を入力し”設計を開く”をクリックします。

4.TPS54320のデザインが抽出されます。

“CUSTOMIZE”機能

“CUSTOMIZE”機能では、デザインの詳細確認や部品変更などが行えます。画面上に複数のタブが準備されており、ここからは以下の①〜⑤の機能を説明します。

① SCHEMATICS

回路図と部品定数の確認ができます。各部品をクリックすると、任意の部品定数へ変更できます。

② PCB LAYOUT

基板レイアウトの確認ができます。

③ BILL OF MATERIALS

部品情報を確認できます。“SELECT ALTERNATE PART” をクリックすると、部品変更ができます。

④ OPERATING VALUES

指定した条件でのシミュレーション結果が確認できます。

⑤ CHARTS

指定した条件でICが動作している時のDutyや効率などの特性をグラフで確認できます。

回路部品の変更

これまでに説明してきた機能の中から、使用頻度度が高い回路部品の変更について説明します。回路部品の変更は、"SCHEMATIC"または"BILL OF MATERIALS"のタブから変更ができます。"SCHEMATIC"タブからの部品変更操作については、下図の①~③の順序で実行できます。

以上の操作で、ご要求に合った部品が選択できます。

担当エンジニアからの一言

“CUSTOMIZE”機能は、タブをクリックすると素早く画面が切替わるため、ストレス無く作業を行う事ができました。代替部品選択時は、推奨範囲が指定されているため、定数選定ミスを防ぐ事ができ安心感があります。ぜひ、お試しください!

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