WEBENCH® Power Designer “EXPORT”機能説明編

新しくアップデートされたTexas Instruments(以下、TI社と表記)が提供するWEBENCH® Power Designerを使って、チーム内での情報共有やTINA-TI™ などのツールへの展開が可能な"EXPORT"機能について TPS54320のデザインを例に解説します。

TPS54320 デザインの抽出

TPS54320 WEBENCH Power Designerデザイン抽出までの流れを確認したい方は、下記のWEBENCH Power Designer “CUSTOMIZE”機能説明編をご確認ください。

“EXPORT”機能

“EXPORT”機能では、デザインのCADデータの出力、共有などが行えます。画面上に複数のタブが準備されており、ここからは以下の①〜③の機能を説明します。

① EXPORT OPTION

デザインを他のシミュレーションやCADツールへ移行する事ができます。対応しているツールは以下になります。

 ●Altium Designer
 ●Cadence OrCAD
 ●TINA-TI(概要紹介は、こちらをクリック)
 ●CadSoft EAGLE
 ●Mentor Graphics
 ●P-CAD

② Summary

デザインのレポートをpdf形式で作成します。レポートの内容は以下となります。

 ●Schematic : 回路図
 ●PCB Layout : 基板レイアウト例
 ●Bill of materials : 部品表
 ●Charts : 効率やDuty等の特性
 ●Operating Values : 指定条件での動作値

③ Share a design

デザインを他のメンバと共有します。共有方法は以下の2通りです。

 ●メンバのメールアドレスへ直接デザインを送付
 ●デザインのwebリンクを生成

デザインの共有方法

チーム内での情報共有に便利な"Share a design"機能について、操作方法を説明します。

① メールアドレスへ直接デザインを送付

操作終了後、指定のメールアドレスへデザインが配信されます。

② デザインのwebリンクを生成

操作終了後、webリンクが表示されます。

担当エンジニアからの一言

今回説明した機能の全てが数クリックの作業となっており、WEBENCH Power Designerの便利さをあらためて感じました。特に"Export Option"機能はTINA-TIといったシミュレーションツールで、より細かな検証を行いたい時に重宝する機能です。誰でも簡単にデータの移行や共有ができることは、チームで作業を行っているユーザーにとっては、非常に心強い機能だと感じました。ご検討中の方はぜひこの機会にご利用ください!

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