はじめてのVantiq [App Builderの基礎]

本記事では、Vantiq における「App Builder」の、基礎的な内容を説明します。

App Builderとは

App Builderは、データの取り込みと処理のパイプラインを、少ないコード(ローコード)でアプリケーションを開発できる、視覚的なツールです

  • App Builderの画面は、タスクを表すボックスと、タスク間を流れるイベントのストリームを表す線で構成されています。
  • タスクは、インバウンドイベントに対して操作を実行してから、次のタスクが処理するアウトバウンドイベントを発行します。
  • すべてのアプリは、図の上部にあるルートイベントストリームタスクから始めて、下向きに流れます。
  • App Builderのタスク群でアプリケーションを作れない場合は、カスタムのコードが記述できるProcedureで補うことができます。

App Builder で視覚的にデータの流れが見える様子(動画)

  • 赤いバッチで数字がカウントされることで、データの流れが見えます。
  • ブロックと線で、アプリケーションロジックを、ローコードで組み立てていきます。
  • 不備があると、赤枠のエラーで表示されますので、どの箇所でエラーが発生しているか、即座にわかります。

良く使われるタスク例

ローコードで実現できるApplication作成用のタスク群を、例でいくつかご紹介します。

※キャプチャ画像は、Vantiq開発運用画面のメニューリスト

Dwell

  • Dwellは、連続したイベントの中で、ある期間、期待していない状況を、特定するために使用できます。
  • 例えば、あるイベントの流れの中に、機械のセンサからの温度の読み取り値が含まれていて、その機械の温度が100度以上の状態が1分以上続くのは危険だとします。一時的に温度が100度以上になったとしても、それは必ずしも危険なことではありません。
    event.temperature > 100という条件が60秒間真であった場合にのみイベントを発するように設定することができます。

Enrich

  • センサなどイベントストリーム(動的データ)に、あらかじめVantiqに登録されているデータ(静的データ)を、付加することができます。
  • 例図:左側からセンサXYZの機器の温度データが流れています。右のデータは、エンジンIDから機種を割り出し、その機種が動作する最適な温度環境のデータを付加しております。

Filter

  • どのイベントがダウンストリームタスクに流れるかを制限します。
  • 例図:暑さ指数(WBGT)の段階温度でフィルターで判断し、次のタスク以降で危険度のメッセージ通知に繋げます。

Join

  • 複数のイベントストリームで発生する条件を識別し、それらを単一のイベントにマージして、ダウンストリームタスクを生成できます。

Transformation

  • インバウンドのデータを、さまざまな手法で変更かけられ、アウトバウンドに出力できます。
  • 必要なプロパティだけに、整理することができ、プロパティ名を変更を変更することもできます。
  • イベントデータに文字列的に足したり、四則演算させたりすることができます。
  • Procedure(カスタムコード)を呼び出して、処理させることができます。

その他のタスク群

Vantiqは、ローコード開発向けに、Appl Builder機能内には、さまざまなTaskが用意されております(概要はVantiqのリファレンスページにてご参照ください。)

担当エンジニアからの一言

今回は「App Builder」の役目を簡単に説明しました。詳細な情報は下記URLをご参照ください。

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