丸文株式会社 Recruiting Site
世の中の動きを読んで
新しいビジネスを創り出す
市場のトレンドにアンテナを張り、
ターゲットを絞り、攻めの営業を仕掛ける
デバイス技術営業(取材当時)
理工学部 電気工学科
2017年入社
入社のきっかけ
電気工学科で勉強したことを活かしたいと思い、最初はメーカーを志望していました。学内の合同説明会でエレクトロニクス商社の存在を知り、技術営業であれば人と関わることもできるという点に惹かれ、興味を持ちました。複数の選考を進める中で、丸文は面接などで親身にアドバイスをしてくれ、社員の雰囲気がとても良かったため、きっと会社の環境や空気感も良いのではと思い入社を決めました。

あらゆるエレクトロニクス機器に使われる
メモリーを担当し、
新たな需要を掘り起こす

デバイス事業の技術営業は、仕入先メーカーの担当営業(仕入先営業)と、客先メーカーの担当営業(客先営業)というように部署が分かれています。私は、台湾など仕入先メーカー4社のメモリーを担当しており、客先営業が商品提案に出向く場合に同行して、商品に関する技術的な説明をしています。また、例えば、自分が新しいメモリーを売り込みたい場合、客先営業と情報を共有し、アプローチ方法や時期などのアドバイスをもらうこともあります。メモリーは、エレクトロニクス機器には必ずと言っていいほど使われていて、自動運転や5Gなど世の中に新しい技術が出るときはメモリーがたくさん使われます。
また、既存製品でも、バージョンアップなどがあるとメモリーの容量が急激に増えます。常日頃から、どのお客さまが何を開発しているかを考え、新しいメモリーが発売されるときは「ここに売りたい」、あるいは、既存製品にどういうメモリーが使われているかはわかっているので、「そろそろ新しい世代の製品が出るから売り込みのチャンスだ」というように、ターゲットを絞ってアプローチします。入社して感じたギャップの一つが、丸文は業界で思った以上に知名度があるということ。全国のお客さまに取引の窓口があり、自分がある会社に売り込みに行きたいという場合、営業を通してほとんどの会社とアポイントが取れ、とてもやりやすいです。

チームで協力して
売り込みに奮闘し
大手メーカーに新規参入、
ビジネスが拡大

メモリーは、世の中の動き、製品の動きとともに変化するので、毎年どんどん新しくなっていきます。需要と供給のバランスで価格も株のように変動するため、視野を広く持ち、いろんなところにアンテナを張って情報を集めなければなりません。技術的なことよりも市場のトレンドを読めるようになるのが大変ですね。あるとき、ある大手のお客さまへの売り込みを図っていましたが、その会社とは取引の実績がなく、入り込むのは極めて困難でした。そこで、客先営業のチームと協力して先方に足しげく通い、仕入先メーカーには何とか無料でサンプルを出してもらうように交渉するなど、とにかく一生懸命売り込みを図りました。その結果、複数のメモリーを評価していただけることになり、ついに成約に至りました。その後、ビジネスも大きくなり、仕入先の売上達成キャンペーンで1位になりました。大手のお客さまに新規参入でき、売上も伸びて、達成感はすごかったです。それまで私の担当メーカーは社内でもそんなに知られてなかったのですが、知名度も上がり、「もっと売ってよ」と言われるまでになって、やりがいを感じました。
もちろん、自分一人の力ではないし、運も良かったとは思います。それまではまだ技術営業として自信が持てない部分もあったのですが、仕事を自分のものにすることができたと思います。

経験を積み、
幅広い知識を身につけ
技術営業としての
存在価値を高めたい

今までは、まだ入り込んでいないところをしらみつぶしに調べて、行けそうならどんどん突き進んでいくスタイルでしたが、今は既存のお客さまの中から、どこでデマンドが生まれるかを考える必要があります。ひと通り経験を積んで、仕事に対する理解もできてきて、そろそろ一つレベルの高いところへ進む時期だと感じています。今考えているのは、メモリー以外の商品についても知識をつけて、幅広い商品を提案できるようになりたいということです。商品のこと、世の中のトレンド、技術動向など勉強しなければならないことはたくさんありますが、知識も経験も身につけて、さらに会社に貢献できるよう努めます。

学生時代のBEST MEMORY
卒業旅行で、友人4人でキャンピングカーを借りてアメリカを横断しました。アメリカの何もない中心部で、シャワーが壊れてしまって、1週間くらいお風呂にも入れず大変な思いをしました。今思い返してみれば、そういったトラブルを含めて全てが良い思い出になっています。社会人になってからも海外旅行には毎年行っていますが、日本とは違う世界観に触れられ、視野が広がるように感じます。
Message to 就職活動中の皆さん まず、「自分を分析して、何をやりたいか」時間をかけて考えてみてください。いろんなところを見て、どういう業界、職種が向いているのか、自分のやりたいことと照らし合わせながら、じっくり活動したほうがいいと思います。自分で考えて決めた会社なら納得できると思います。あとは、使えるものは使う。教授も就職支援センターも友だちも。私は研究室の仲間と情報交換しながら、いってみれば団体戦で乗り切りました。