語学力に専門知識もプラスして
発展を続ける宇宙ビジネスに貢献
大いなる夢を載せて
人類に輝く未来をもたらす
無限の可能性を秘めた宇宙へ
システム技術営業(取材当時)
文学部 人間学科
※取材時入社3年目
入社のきっかけ
もともと英語が得意だったので、英語を使える環境で仕事がしたいと思っていました。丸文を知ったのは大学で行われた企業説明会で、最先端分野の商品を輸入・販売しているエレクトロニクス商社は夢があるなと興味を持ち、同時に英語を活かすチャンスもあるだろうと強く惹かれました。さらに、人事担当の方と話したり、実際に働いている先輩社員の方と面談したりするうちに、雰囲気がいいなと思って入社を決めました。

自分が望んだ宇宙分野のビジネスで
得意の英語を存分に発揮

私が所属する宇宙機器課では、ロケットや人工衛星に搭載される半導体やセンサー、姿勢制御のための電子部品、計測・測定・解析に使われる各種アンプやコンバーター、さらにアンテナなど多岐にわたる商品を取り扱っています。仕入先は、宇宙開発をリードするアメリカのメーカー数社で、もともと英語を使う仕事を志望していたので、そのやりとりに関してはあまり苦労は感じていません。ただ、半導体や電子部品などに関する知識がなかったので、一から勉強するのは大変でした。でも、研修もありますし、まわりの先輩もサポートしてくれるので、文系だからと恐れる必要はないと思います。お客さまはチームで担当しており、最初は先輩と一緒に訪問していましたが、徐々に自分がメインで担当するお客さまが増えてきました。「こういうスペックが欲しい」とご相談を受け、それに対して商品を検討・ご提案すると、価格や納期などについての要望が返ってきます。それをメーカーにフィードバックして、なるべくお客さまのご要望に添えるよう交渉します。採用が決まって、お客さまから感謝されるのは、大きなモチベーションになります。

専門知識の習得に加え
お客さまとの関係づくりも大きな課題

今は、商品に関する知識や宇宙関連の情報を収集して、自分の知見を広げるために努力の日々です。仕事で一番に心がけていることは「報連相」で、チームのメンバー、上司はもちろん、さまざまな情報を部内で共有しています。仕事を円滑に進めていくには、相互の信頼関係が重要だと思うので、海外メーカーとのコミュニケーションも積極的にとるよう心がけています。昨年は、先輩と一緒にアメリカのメーカーを訪問し、日本での販売状況や今後の見通しなどについてプレゼンテーションを行いました。初めてのことだったので、少し緊張しましたが、うまくできたと思っています。メーカーの人と直接会って話ができたことはとてもいい経験になりましたし、メールや電話でのやり取りも一歩踏み込んで意思の疎通もスムーズになりました。お客さまに対しては、できるだけ会う機会を増やして、緊密な関係を築いていくのが一番大事だと思っています。直接会って話をすることで、その時しか得られない情報なども入手できますし、関係性も深まると思うので、お客さま訪問は積極的に実践しています。

商品にも営業にも求められる信頼性
責任が大きい分、やりがいも大きい

宇宙機器は、打ち上げ時の振動や音響、切り離し時の衝撃に耐え、宇宙という、重力、温度、紫外線、放射線などが地上とは全く異なる過酷な環境で作動しなければなりません。しかも打ち上げられた後はメンテナンスができないため、非常に高い信頼性が求められます。輸入してそのまま提供するのではなく、宇宙環境を想定した特別な試験を行う必要があり、それだけ手がかかるので、自分が納入した商品にはことさら愛着があります。自分が扱った機器が宇宙に行くにはまだ1、2年かかりますが、それを楽しみに毎日仕事に取り組んでいます。国家プロジェクトなどにもつながる宇宙分野は、これからどんどん発展していく夢のある分野です。商品に対する品質要求も高くビジネスの金額も大きくなるので、責任もありますが、その分やりがいもあります。専門知識を着実に身に付け、語学のブラッシュアップも図りながら、お客さまとの関係性を強固にして提案力をつけていきたい。5年後には、さらにお客さまから信頼され、新しい商品を提案できるようになっていたいです。

学生時代のBEST MEMORY
得意な英語に磨きをかけるため、大学3年の時にカナダのカルガリーに7か月ほど留学しました。日本とカナダでは、食事も生活スタイルもだいぶ違い、生活しなければ体験できないことをたくさん味わいました。大学の授業も日本の大学とは違い、授業数が比較的少なく、その分自主的に勉強する時間がありました。友人もたくさんでき、英語力の自信もつきました。寒いのは苦手なのですが、−30度にもなるカルガリーで、とても充実した時間を過ごしました。
Message to 就職活動中の皆さん 自分の就職活動のときはコロナ下で、なかなか対面で話すことができなかったのですが、ネットなどでいろいろ調べるだけでなく、大学のOBや丸文の先輩社員の方など、実際に働いている人の声を聞くようにしました。実際にどんなことをしているのかがわかりますし、そこで働いている人の人柄や会社の雰囲気などもある程度わかり、とても参考になりました。なるべく「生の声」を聞いてその会社の実務や雰囲気が自分に合っているかを判断することをお勧めします。