180周年特設サイト
おかげさまで、丸文株式会社は創業180周年を迎えました。
丸文グループの歴史は、1844年に呉服問屋としての創業に始まりました。
永年の歴史を通じて新たな価値を創造し、エレクトロニクス商社へと進化した現在でも、創業当時から輝く「先見」の遺伝子と「先取」の意思は脈々と引き継がれています。
私たちは、これからもお客様と社会の課題に寄り添いながら、「テクノロジーで、よりよい未来の実現に貢献する」ことを百八十年目の今、社員一同の思いとしてお約束します。
180周年ロゴマーク
180周年記念動画
積み重ねてきた丸文の歴史を動画にしました。
当社が歩み続けた歴史の変遷については、沿革サイトをご覧ください。
180周年記念ポスター
180周年を記念し、2種類のポスターを制作しました。
当社創業者 堀越角次郎
初代堀越角次郎は1844(弘化元)年、38歳の若さで呉服太物*の問屋「堀越」を江戸通旅篭町(現在の中央区日本橋大伝馬町)に構えました。
1859年(安政6)年、横浜開港という歴史的な出来事に直面し、角次郎はこの出来事をいち早くチャンスと捉え、横浜に支店を設け率先して舶来織物を取り扱い始めました。
角次郎は、モスリン(毛織物)の輸入と同時に故郷で産する生糸を輸出するなど、貿易商としてその才覚をいかんなく発揮し、その後も事業を拡大していきました。また当時の大蔵省主導による横浜正金銀行(後の東京銀行。現在の三菱 UFJ銀行)の設立発起にも非常に深くかかわりました。
幕末から明治維新という激動の時代に生き抜いた初代角次郎は、初志を貫く気概と優れた洞察力で成功をつかみとり、晩年は福澤諭吉と親交を結び、国を啓蒙するための教育事業に共鳴して慶應義塾大学の設立に協力するなど、数々の社会貢献事業に貢献しました。この社会貢献の精神は今日まで脈々と受け継がれています。
※呉服とは絹織物、太物とは綿織物をいう
※写真提供:慶応義塾福澤研究センター