インフォメーション 【無料】手を動かして納得!アナログ信号処理実習セミナーのご案内
ADI社主催、「アナログ信号処理実習セミナー」開催のご案内です。
※オフラインのセミナーとなります。
アナログ信号処理の回路設計を新規に行う際、様々な課題に直面すると思います。具体的には、回路全体や素子の小型化、現使用製品のEOLなど。単に新しい製品への置き換えが可能であれば良いですが、アナログ回路は使用する製品が変わるとマッチングなどにより、ノイズ特性や回路の安定性が変わってしまいます。そこで今回のセミナーでは、これらシステムのアナログ性能を解析する方法と、シミュレーションツールや学習システム機器を実際に皆さんにも使っていただきながらその性能を検証する方法について詳しく解説していきます。セミナーで得たスキルにより、アナログ回路設計初心者の方も新しい製品の導入がスムーズにできるようになり、設計期間の短縮も実現できます。
本セミナーにはご自身のPCをお持ちいただき、アナログ・デバイセズの学習システムADALM2000や支援ツールなど、一緒に操作を行っていただきます。
※今回は大阪と東京で開催します。
※東京会場は定員に達したため、募集は締め切りとさせていただきました。
目的
- シグナルチェーンにおいてパフォーマンスに直結するノイズと安定性について理解する
どうやって?
- オペアンプのノイズ特性と位相安定性について評価キットADALM2000を使用して解析をする。(手計算、シミュレーションによる予測値と実測値の比較。予測の信ぴょう性があがる。)
- ADコンバータを含んだシグナルチェーンにおける総ノイズ見込みを算出する。(シミュレーションツール:Signal Chain Designerによる。)
ゴール
- シグナルチェーンにおける過去設計の流用から脱却!
- EOLの心配が少ない新製品の検討が可能!
- シグナルチェーン回路のパフォーマンスと設計者様のアナログ回路スキルの向上!
セミナー概要
日時 | 大阪会場: 2025年6月25日 (水) 10:00~17:30 (開場9:30) 東京会場: 2025年6月27日 (金) 10:00~17:30 (開場9:30) ※東京会場は定員に達したため、募集を締め切りました。 |
受講料 | 無料 |
受講方法 | 会場での開催です。定員となり次第締め切らせていただきますのでご了承ください。 |
持ち物 | 1.セミナーで使用するファイルをダウンロード&インストールしたPC ※当日ADALM2000のキットをお貸出ししますが、USBポートが必要になりますのでご注意ください。 2.マウス (推奨) 3.名刺2枚 ※使用するファイルや受講方法のご案内はメールにて、セミナー開催3営業日前を目途にお知らせいたします。 |
会場 |
大阪会場:ハービスホール|大阪駅地下道直結 |
アンケート回答特典 | セミナー当日のアンケートにお答えいただいた方には、セッション資料ダウンロードのご案内をいたします。 |
お申込み締切 | お申込み締切2025年6月23日 (月) ※半導体メーカーならびにその販売代理店の方の受講はお断り申し上げます。 |
セッション
時間 | タイトル | 概要 | 講師 |
10:00-10:30 | オープニング(使用ファイル、ツール、ボードキットの説明) | セッションで使用するファイル、ツール、ボードキットの説明を行います。この時間を使ってPCにインストールされたファイルなどの確認を行いますので、必ずメールにてお送りしたファイルの”ダウンロード”と”インストール”をお願いいたします。 | |
10:30-12:30 | オペアンプのノイズ特性の理解と実機検証方法 | オペアンプの回路におけるノイズは、データシートのスペック以外には実際どう考えなければいけないのかわからない方も多くいらっしゃると思います。セッションの前半では、オペアンプにおけるノイズとはどんなものがあるのか?どのように計算しなければいけないか?を学んでいきます。後半は、予測値としてデータシートのスペック値からの手計算とシミュレーション結果、実測値としてアナログ・デバイセズの学習システムADALM2000を使った実際のノイズの値とを比較し、予測結果の信憑性を検証していきます。 | 永谷高秀氏 |
12:30-13:30 | 休憩 | ||
13:30-14:30 | 電圧帰還形オペアンプの安定性評価方法 ~フォトダイオード電流電圧変換アンプを例にして~ |
オペアンプの安定性がどのような概念で、どのように評価すれば良いか分からないという方も多いのではないかと思います。オペアンプの安定性は回路を着実に動作させるため、必ず確認しなければならない事項です。このセッションでは、アナログ・デバイセズの学習システムADALM2000とトランスインピーダンス・アンプ(TIA)実習回路を用いて、実際に動作させながらオペアンプの安定性について理解していきます。位相余裕という指標を示し、ステップ応答という手法を用いて実機とシミュレーション結果を比較しながら解説していきます。 |
石井 聡氏 |
14:30-14:45 | コーヒー休憩 | ||
14:45-16:45 | 学びながら回路設計を素早く実現 ~Signal Chain Designer~ |
シグナルチェーンの設計には、アンプ、ADC、リファレンスなど複数の要素が関わり、それぞれが性能に影響します。本セッションでは、それらの要素をどのように組み合わせ、ノイズを抑えて高SNRな回路を実現するか、基本的な考え方や回路構成のポイントを解説します。そして、設計作業の大部分を効率化できる支援ツール「Signal Chain Designer」を使用し、短時間で目的にあった回路を構成する方法をご紹介します。 | 山形 慎氏 |
16:45-17:30 | 設計相談 | セミナーの講師陣が、皆さまの日頃の設計での疑問やお困りごとにお応えします。Q&Aで聞けなかったご質問なども合わせてぜひこの機会にご相談ください。 |
各セッションにはQ&Aの時間が含まれます。
※当日の都合により時間が前後する可能性があります。
セミナーへのご参加、心よりお待ちしております。
ご質問は下記メールアドレスからお気軽にご連絡ください。
注意事項
- ご自身のPCをお持ちください。当日ADALM2000のキットをお貸出ししますが、USBポートが必要になります。詳細は、セミナー開催3営業日前を目途に送信する案内メールにてご確認ください。
- 都合によりセッションの一部が予告なく変更になる場合があります。
- 半導体メーカーならびにその販売代理店の方の受講はお断り申し上げます。
- お預かりしたお客様の個人情報は、Analog Devices, Inc.(ADI)、アナログ・デバイセズ㈱とその正規販売代理店およびそれらの委託企業が厳正な管理の下で保管します。その情報は、ADI、アナログ・デバイセズ㈱とその正規販売代理店がイベントのフォローアップや、新製品や技術のご紹介をする等のセールス/マーケティング活動に利用させていただきます。
- 個人情報保護方針については、ADIの個人情報保護方針をご覧ください。
主催・運営
丸文株式会社 事務局
E-mail:ADI_DC@marubun.co.jp