インフォメーション 丸文、赤外線レーザーワイヤレス給電システム「AirCord™」 評価キットを提供開始
丸文、赤外線レーザーワイヤレス給電システム「AirCord™」 評価キットを提供開始~導入前の事前検証をより手軽にし、IoT・DX化を加速~
エレクトロニクス商社の丸文株式会社(代表取締役社長 兼 CEO / COO︓堀越裕史、本社︓東京都中央区、以下、丸文)は、Wi-Charge Ltd(以下、Wi-Charge社)の赤外線レーザーワイヤレス給電システム「AirCord™(エアコード)」の事前検証を目的とした、評価キットの提供を開始しましたのでお知らせいたします。
【背景 DX推進の課題となる電源問題】
倉庫や店舗におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進には、IoTセンサーやカメラなど、多種多様なデバイスの設置が不可欠です。しかし、配線工事のコストや物理的な制約、バッテリー交換の手間や費用が導入の障壁となるケースは少なくありません。
「AirCord™」は、赤外線レーザー技術を応用し、「電源問題」を根本から解決する画期的なソリューションです。世界共通のレーザー製品安全基準IEC60825-1で最も安全とみなされるクラス1に分類され、人体への影響を心配することなく(目に障害が生じる危険性がないレベル)、離れた場所へ安定的に電力を供給できます。これにより、以下のようなメリットを得ることができます。
- 電源配線からの解放による、設置の自由度向上
これまで必要だった電源配線工事が不要となり、機器の設置・導入が容易になります。
また、設置場所の制約からも解放されるため、より柔軟で効率的なレイアウト設計が可能となります。
- 常時無線給電による、運用効率の最大化
常に無線で給電されるため、バッテリー交換にかかる管理工数とコストが削減できます。
さらに、搭載バッテリー自体の小型・軽量化も実現できるため、デバイス本体の小型化にも貢献します。
これらの特長によって、これまで電源問題で導入が難しかった場所への導入も可能となり、倉庫や店舗のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進にも繋がります。
【「AirCord™」評価キット提供の目的】
この度提供を開始する評価キットは、お客様の製品が実際に使用される環境(エンドユーザー様の利用環境)において、「AirCord™」の給電能力、設置の容易さ、そして運用上の安全性を直接ご確認いただき、安心して導入いただくことを目的としています。実環境でのテスト利用を通じて、ワイヤレス給電がもたらす価値を体感いただけます。
【柔軟な導入検討を可能にする2つのプラン】
本評価キットは、お客様の多様なニーズにお応えするため、ご購入いただく「販売プラン」と、短期間での評価に最適な「有償レンタルプラン」の2種類を用意しております。お客様の計画に合わせて、柔軟に「AirCord™」の導入をご検討いただけます。
【「AirCord™」評価キット概要】
| 提供内容 | ![]() |
送電器(R1 or R1HP):1台 |
|---|---|---|
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受電器:2台 |
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| 提供形態 | 販売/有償レンタル | |
| 価格・レンタル料金 | 価格およびレンタル料金、期間などの詳細につきましては、下記お問い合わせ先までご連絡ください。 | |
【今後について】
当社は、「AirCord™」評価キットの提供を通じて、ワイヤレス給電技術の普及を促進し、スマート倉庫やスマート店舗分野におけるお客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援してまいります。将来的には、スマートオフィスやスマートホームといった分野への展開も見据え、より快適で効率的な社会の実現に貢献してまいります。
【「AirCord™」について】
送電器から照射された赤外線レーザーを受電器が電力に変換することで、ワイヤレスでの電力供給を実現するシステムです。国際的な安全規格であるIEC 60825-1:クラス1に準拠しており、公共の場でも安全にご利用いただけます。
Wi-Charge社「AirCord™」の情報は以下よりご確認いただけます。
お問い合わせ先
- Wi-Charge社「AirCord™」に関するお問い合わせ先
丸文株式会社
ディオネカンパニー:工藤
E-mail:wpt@marubun.co.jp - このニュースリリースに関するお問い合わせ先
丸文株式会社
管理本部 経営企画部:酒井、熊⾕
E-mail:koho@marubun.co.jp

