インフォメーション 光学計測のムラ解消と環境負荷低減を両立。丸文、FYLA Laser製SC光源を販売
光学計測のムラ解消と環境負荷低減を両立。丸文、FYLA Laser製SC光源を販売~フラットスペクトルの実現により、ランプ光源からの最適な移行を提案~
エレクトロニクス商社の丸文株式会社(代表取締役社長 兼 CEO︓堀越裕史、本社︓東京都中央区、以下、丸文)は、スペインのFYLA Laser S.L.(ファイラレーザー、以下、FYLA Laser社)のスーパーコンティニューム光源(以下、SC光源)、「Horizon」および「Iceblink」シリーズの取り扱いを開始しましたのでお知らせいたします。
FYLA Laser社のSC光源
【背景と目的】
現在幅広い市場で使用されている白色光源には、主に「ランプ光源」「LED光源」「SC光源」の3種類が存在しますが、従来から普及しているランプ光源は、水銀やオゾンを使用しているものがある上、寿命が短く頻繁な交換が必要になるなど、環境負荷やメンテナンスコストの面で大きな課題を抱えています。
その代替として、広帯域なレーザー光を出力することが可能なSC光源は、ライフサイエンス分野(FLIM:蛍光寿命観察などのバイオイメージング)や半導体・ウエハー検査など、高精度な光学計測が求められる最先端分野で活用されてきました。その一方で、従来の一般的なSC光源は、スペクトルの凹凸によって対象物の反応に強弱(ムラ)が生じたり、特定の波長で出力が不足するなど技術的な課題がありました。加えて、光軸のズレによるメンテナンス負荷も、現場の長年の課題となっていました。
当社はこれらの課題を解決するため、世界30か国を超える国々の主要な大学や研究機関などへの豊富な導入実績を持つFYLA Laser社のSC光源の取り扱いを開始しました。
【FYLA Laser社 SC光源の主な特長】
| 自社開発して実現した、凹凸のないフラットスペクトル |
|---|
| FYLA Laser社は、SC光源の性能を左右するフォトニック結晶ファイバー(以下、PCF)を自社で設計・開発できる極めて高い技術を有しています。同社オリジナルデザインのPCFを採用することにより、従来の課題であったスペクトルの激しい高低差を抑制し、全帯域で極めて均一かつ安定した「フラットスペクトル」を実現。波長ごとの計測ムラを排除します。 |
| 光軸ズレを起こさないオールファイバー構造による超長寿命の実現 |
| 内部光学系をすべてファイバーで結合したオールファイバー構造を採用しています。空間に光を通すミラー等の光学部品を排除したことで、振動や温度変化による光軸ズレのリスクを大幅に低減します。メンテナンスフリーで、10,000時間超という驚異的な連続稼働(長寿命・高耐久性)を達成しました。 |
フラッグシップモデル Horizon v2のスペクトル分布
【フラッグシップモデル Horizon v2の主な仕様】
Horizon v2はFYLA Laser社のラインアップの中でもフラットスペクトルを追求したモデルです。
| 広い波長範囲 | 410~2,300nm |
|---|---|
| 高出力 | トータル出力4W以上 |
| フラットなスペクトル | 青色波長域の出力低減および1060nm付近でのピークを抑制 |
| 高い信頼性 | 10,000時間超の連続稼働を実現 オールファイバー構造による装置内の光軸ズレなどの故障リスク低減 |
| 豊富なオプション | 用途に応じて、波長を柔軟に選択できる、波長フィルター(可視広域/近赤外域)オプションもラインアップ |
FYLA Laser社製品の詳細は、当社Webサイトでも紹介しております。詳細は以下よりご覧ください
【今後の展望】
当社は、従来のSC光源の技術的弱点(発振スペクトルのムラや光軸ズレによる短寿命)を克服したFYLA Laser社製品を提供することで、環境負荷が低く高精度なSC光源への置き換えを促進し、国内におけるSC光源の普及拡大に貢献してまいります。
また、当社では白色LEDの取り扱いもあるため、FYLA Laser社製品と合わせ、お客様の多様な予算や精度、用途に応じた最適なソリューションを提案してまいります。
お問い合わせ先
- 本製品に関するお問い合わせ先
丸文株式会社
システム営業第2本部 営業第2部 レーザ機器課:大島
E-mail:laser_sales@marubun.co.jp - このニュースリリースに関するお問い合わせ先
丸文株式会社
管理本部 経営企画部:酒井、熊⾕
E-mail:koho@marubun.co.jp