経営方針 中期経営計画
中期経営計画 「丸文 Nextage 2027」の策定について
当社グループは、2022年5月に中期経営計画「丸文 Nextage 2024」(前中計)を公表しました。前中計期間は不確実性の高い事業環境下でありましたが、お客様の需要とニーズに的確にお応えし、財務目標(2024年度の経常利益60億円以上・ROE8.0%以上)も達成しました。
今後も成長が期待されるエレクトロニクス市場の動向を捉え、商権拡大と収益力の一層強化を目指すとともに、成長戦略を積極的に推進します。そのための指針として、新たな中期経営計画「丸文 Nextage 2027」を策定しました。
https://www.marubun.co.jp/corporate/philosophy/
新中期経営計画「丸文 Nextage 2027」概要
「丸文 Nextage 2027」では、当社パーパスに呼応する新中期経営計画スローガンとして『世界と、かなえる』(英訳:Innovating Together)を掲げます。
新中期経営計画を通じて、“独自の価値を提供するオンリーワンのエレクトロニクス商社”としてさらなる成長を図るとともに、「レスポンシブル・ビジネス」(社会・環境への影響や広範なステークホルダーの利害を考慮しつつ、持続可能な事業成長を目指す経営姿勢)の追求を通じて、社会価値と経済価値を創出し社会に貢献します。
当社が目指す方向性
当社は、創業180年の歴史を通じて、当社のDNAである「先見」と「先取」の精神を発揮し、時代の要請に応じて変革を遂げつつ成長を続けてきました。そして現在、当社グループは、「テクノロジーで、よりよい未来の実現に貢献する」 というパーパスの下、これまでに培った資源と基盤を活用し、エレクトロニクス商社としての付加価値を最大限に発揮することを目指しています。
専門分野における商材の「発掘・開発」に始まり、「調達」、「販売」、「物流」、「商社金融」、「技術支援」、「情報生産」に至る「丸文バリューサイクル」を通じて、当社ならではの強みや取り組みを活かしたサービスとソリューションを総合的に提供することで、「独自の価値を提供するオンリーワンのエレクトロニクス商社として最も信頼される存在となる」という経営のビジョンを実現してまいります。
- 「レスポンシブル・ビジネス」の追求:
- 新規事業における収益化実現:
新規事業の立ち上げに向け、挑戦心と執着心をもって臨み、早期に収益基盤を確立します。また、戦略的な提携や投資の機会も積極的に探究します。
- 既存事業における基盤拡充:
顧客基盤拡大、仕入先連携強化、オペレーショナル・エクセレンス向上、生産性・効率性改善により、レジリエンスを高めつつ事業基盤を固めます。
- グループ・シナジーの強化:
国内外グループ会社連携、事業セグメント間のソリューション開発・クロスセル推進を通じ、独自の付加価値を提供することで顧客と社会のニーズに応えます。
- 価値創造モデル推進のための戦略管理高度化:
戦略・施策管理の強化と統合リスク管理の高度化を通じ「丸文バリューサイクル」の効果的循環を促進させ、事業の成長基盤を整えます。
- 人的資本戦略の展開:
企業理念・経営戦略に整合する人的資本戦略を展開し、「失敗を怖れない革新と挑戦の企業風土」を築き、専門性と高度なスキルを持つプロフェッショナル集団を志向します。
財務目標
新中期経営計画の最終年度となる 2027年度に、「連結経常利益 80 億円以上、ROE 9.0%」以上を目標とし、収益性と株主資本効率の向上に取り組んでまいります。
参考資料
詳細は以下よりご覧ください。