電子ペーパーの仕組み|EInk

電子ペーパーの仕組み|EInk

電子ペーパーの仕組みには2色電子インクで表示するマイクロカプセル方式と、3色電子インクで表示するマイクロカップ方式、カラー表示可能なAdvanced Color ePaperがあります。 EInk社はこれら3つの技術を用いて電子ペーパーを製品化しています。

EInk社電子ペーパーの仕組み解説

EInk社の電子ペーパー製品は以下に紹介する3つの技術を用いてディスプレイ表示を行っています。

2色電子インクの原理(マイクロカプセル方式)

電子インクは、数百万個ものマイクロカプセル(microcapsules)からなっています。マイクロカプセルは、人の髪の毛の直径ほどの大きさになっており、マイクロカプセル一粒一粒に、マイナスに帯電した白色顔料と、プラスに帯電した黒色顔料という2種類の電気泳動式粒子が含まれていて、それぞれ透明な液体の上下に浮かんでいます。プラスとマイナスがそれぞれ反対の電極へ吸着する原理を利用し、電界に電気を通すと、そのエリアに対応した黒色または白色の粒子がマイクロカプセルの上部へ移動していき、そのエリアが白色または黒色に映ります。

3色電子インクの原理(マイクロカップ方式)

3色電子インクシステムの動作原理は、2色システムと同じように、異なる電圧を加えることで、各種カラー粒子が上層へ移動し、様々な色を表します。3色システムは、マイクロカップ技術(Microcup®)を用いて開発されています。

アドバンスドカラー電子ペーパーディスプレイ(Advanced Color ePaper, ACeP)

2016年、E Inkは多色電子インクシステムを発表し、これをアドバンスドカラー電子ペーパーディスプレイ(Advanced Color ePaper, ACeP)と名付けました。ACePカラー電子ペーパーは、色のついた粒子によって、カラーフィルムを必要としないフルカラー表示を実現しました。これは、マイクロカプセル(Microcapsule)またはマイクロカップ(Microcup®)アーキテクチャを使って実行することができます。 2色または3色電子ペーパーと同様に、ACePも優れた低電力性、紙のような質感、日光下での視認性といった特徴を備えています。

EInk社 電子ペーパーの仕組みを動画解説