レーザ熱加工ポータルサイト|レーザ焼入
オンラインセミナーのお知らせ |
今回はレーザ技術・設備に関するQ&Aセミナーを開催します。
- 日時:2023年12月19日(火)16:00~17:00(60分)
- 費用:無料
- 形式:オンラインセミナー
これまでに開催したセミナーやお打合せの中でいただいた質問をピックアップし、資料を交えて説明させていただきます。レーザ焼入れ後の表面状態は?クラッディングに適したレーザの種類は? 設備稼働にかかる実際の電気代は? など、レーザを検討するにあたり、皆様より寄せられた疑問を解決するセミナーです。
レーザ焼入 |
ギア歯面への局所レーザ焼入
レーザを熱源に使うメリットや他工法との比較、様々な業界への適用事例を音声入り資料でご紹介します。
レーザ焼入の特長 |
焼きが入るのはレーザビームが当たったところだけ。高精密で熱処理品質の安定性が高い部分的な熱処理は部品設計の自由度の飛躍的な向上に大きく貢献しました。 |
加熱した金属を冷却するための水や油が原則必要ありません。これはランニングコストに大きなメリットをもたらします。また電気的な効率にも優れているため、高い経済性を持っています。 |
レーザ光が当たった表面だけが瞬時に1000℃付近まで加熱し、自己冷却による急冷で焼入します。ワークに与える熱影響が最適化され、熱歪みが低減されます。 |
システムはロボットを中心とする自動化設備で構成されます。デジタルに設定ができるため、加工再現性に優れています。いつ、誰が施工しても同じ結果が得られます。 |
部分熱処理の新しい選択肢
従来的工法と比べて、より精密で品質の安定した部分熱処理ができます。
これは部品設計の自由度にイノベーションをもたらしました。
これは自動車の燃費の向上のための部品薄肉化及び軽量化に対応した熱処理工法として世の中に貢献しています。
もう水や油は必要ない?
金属は加熱、急冷される過程で焼きが入ります。
そもそも入熱量が少ないレーザ焼入はワーク自体の自己冷却(熱拡散)により急速に冷却されるため、冷却材としての水・油は必要ありません。
ただし、ワークのサイズが極端に小さい場合や薄い場合は自己冷却が効きにくいため、補助的に油や水を用いる場合もあります。
熱処理歪みを低減できる
ワーク表面にだけ入熱し、必要な部分だけを硬化させるためワークへの入熱が少なく、熱による変形が低減されます。
ただし、表面のみ入熱するため硬化層深さは0.1-1.0mmです。
従来工法と比べると「浅い」と思われるかもしれませんが、これでも耐摩耗用途においては機械的特性を満足するケースが数多くあります。
自動化ロボットシステム
各種ロボットや自動機械と組み合わせてインテグレーションし、レーザ焼入システムとして提案ができます。
一度、施工に関するレシピを作成してしまえば誰がやっても、いつやっても同じ品質で焼入施工が可能です。
ただし、レシピを作ることは簡単なことではありません。
そこがノウハウになります。
適用事例 |
硬さ:HRC60 【メリット】 <短納期化> |
【メリット】 |
レーザを熱源に使うメリットや他工法との比較、様々な業界への適用事例を音声入り資料でご紹介します。