商品基礎情報
アナログ[針]表示シリーズラインナップ
幅広い周波数、パワーに対応したBIRD社ワットメーターを紹介します。
品名 | スタンダート ワットメーター |
マルチレンジ ワットメーター |
アベレージ ワットメーター |
25Wダミーロード | 150Wダミーロード |
型番 | 43 | 4410A | APM-16 | 25-T | 150-ST |
パワー レンジ |
100mW~10kW | 20mW~10kW | 1W~1000W | 25W@40℃ | 150W@40℃ |
周波数範囲 | 450kHz~1,260MHz | 200kHz~2.3GHz | 2MHz~960MHz | DC~4GHz | DC~2.5GHz |
測定信号 | CWもしくはFM | CWもしくはFM | デジタル信号(平均値) CW(正弦波) |
DC~4GHz | DC~2.5GHz |
測定精度 | フルスケールの ±5% |
読取値の±5% | 10~35℃ 読取値の±4% かつフルスケールの 1%以内 -20℃~50℃ 読取値の±6% かつフルスケールの ±2%以内 |
要問合せ | 要問合せ |
標準 コネクター |
QCタイプ N型メス |
QCタイプ N型メス |
QCタイプ N型メス |
BNC, N, TNC, SMA, IEC7/16 | BNC, N, TNC, IEC7/16 |
※いずれの製品も、パワーレンジと周波数はエレメント選択により決定されます。
※空冷ダミーロードは、25-T, 150-ST以外にも、2W~2500Wまでの取扱いがございます。
他社高周波電力計との比較
BIRD社の高周波電力計は全て通過型電力計です。最大の特徴はエレメント素子を入れ替えることにより、1台の電力計で幅広い電力・周波数範囲に対応できる点です。また、終端型として使用したい場合は印加電力にあった終端器を出力側に接続することで終端型としても使用可能です。
他社終端・通過複合型電力計 | 仕様比較表 | BIRD社通過型電力計 |
電力計(型式)毎に測定できる 周波数範囲が限定的 |
周波数範囲 | エレメントを変える事で幅広い周波数に対応可能 450kHz〜2.3GHz |
電力計(型式)毎に測定できる パワーレンジが限定的 |
パワーレンジ | エレメントを変える事で幅広いパワーレンジに対応可能 100mW〜10kW |
電力計:約3kg(1台あたり) | 重量 | 電力計:約1.5kg |
オプション | ・デジタル/アナログ波それぞれ対応機種有 ・終端器を使用する事で終端型としても使用可能 ・専用ケースでまとめて持ち運び可能 ・WPSの場合、サイトホークと併用する事で周波数特性やケーブル劣化箇所特定も可能 |
他社高周波電力計との比較例
こちらでは具体的な使用例に沿ってBIRD社電力計と他社電力計の参考比較をご紹介します。
消防・防災・テレメトリーの分野で使用されている業務用無線の周波数帯でのデジタル波の平均電力測定時の例になります。「60MHz、150MHz、260MHz、450MHz」での測定の際に電力計を揃えた場合の比較となります。
BIRD社電力計では、上記周波数を1台で測定が可能です。その他周波数帯においてもエレメントを変えることで対応可能です。また、TDMA変調方式を測定する場合は次項で紹介しますWPSをご使用ください。
他社終端・通過複合型電力計 | 仕様比較表 | BIRD社通過型電力計 |
電力計2台(A、B) | 必要製品 | 電力計:APM-16 エレメント:APM-B、C、Dシリーズ |
◯電力計A(50M〜160MHz対応) | 60MHz帯測定 | ◎電力計1台(APM-16)で全て測定可能 エレメントを交換する事で最大下記範囲まで測定可能 周波数:2M〜960MHz 電力: 1kW |
◯電力計B(140M〜470MHz対応) | 150M、260M、 450MHz帯測定 |
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◯電力計:約3kg(1台あたり) | 重量 | ◎電力計:約1.5kg |
その他 | ・終端器を使用する事で終端型としても使用可能(参考:100W定格 重量:500g) ・専用ケースで終端器、エレメント、電力計をまとめて持ち運び可能 |
【TDMA変調方式対応】デジタル表示電力計のご紹介 (5000-NG+WPS)
BIRD社5000-NG+WPS(ワイドバンドパワーセンサー)では、デジタル表示での測定が可能です。WPSは、アナログ波、デジタル波両方に対応しており、広範囲な周波数帯域に対応した通過型パワーセンサーで、エレメント(センサーヘッド)の交換をせずにご使用いただけます。測定モードが多岐にわたるため(アベレージパワー・ピークパワー・CCDF・バーストパワー・クレストファクター<波高率>など)、様々なキャリア信号の測定が可能です。また、5000-NGは、お客様にご好評をいただきました5000-XTの後継機種となります。