商品基礎情報
試験モード
- Master/Slaveエミュレーション、PTP/1PPSタイムエラー測定
- SyncE Wander/Jitter測定、ESMC生成/キャプチャ
- CES(Circuit Emulation Service)
- Ethernet OAM
- MPLS-TP OAM(PTN)
主な仕様
Ethernetインターフェース
- 100M Electrical
- 1G Electrical
- 1G Optical− SFP
- 10G Optical(オプション)− XFP or SFP+
リファレンスクロック
- 外部リファレンス入力 : 2.048MHz、10MHz、E1 MTS、T1 BITS、64kHz、Sync-E
- 内部リファレンス : Stratum 3(4.6ppm)
測定精度
- IEEE1588v2/CES : 5ns
- Sync-E : 1ns
IEEE1588v2 試験
Paragon-XのMaster/Slaveエミュレーション機能を利用しGM/BC/TC/Slave各装置単体のパフォーマンス評価に加え、ネットワーク試験においてもPDV(パケット遅延変動)付与やTime Error測定を行うことで総合的な試験が可能です。
PTP標準パラメータ合致判定
異なるベンダーや装置間における『接続性試験』に最適
- 各PTPプロファイルに準拠したパラメータ確認試験
- キャプチャしたデータから自動的にフィールド値を確認・判定
- 合致しない場合、赤ハイライトで分かりやすく表示
- ユーザ任意のプロファイル設定も可能
各装置単体試験
■ GM
- ITU-T G.8272 PRTC/T-GM試験
- GPS同期精度、タイムスタンプ精度、パケット送信間隔
■ BC
- ITU-T G.8273.2 T-BC試験
- Time Error測定 cTE : 50ns(class A) or 20ns(class B)等
■ TC
- ITU-T G.8273.3 T-TC試験として策定中
- TC装置への負荷としてトラフィックジェネレータと併用
■ Slave
- ITU-T G.8273.2 T-TSC試験
- Time Error測定 Max|TE| : 100ns(class A) or 70ns(class B)等
Sync-E試験
ITU-T G.8262、G.8264に準拠したWander/Jitter測定が可能です。Sync-E信号にWander/Jitterの付与、ESMCメッセージの生成/モニタリングが可能なため、EECの耐性評価やMTIE/TDEVマスクによるPass/Fail判定が簡単に行えます。
ITU-T G.8262、G.8264 – Wander & ESMC Testing
ITU-T G.8262、O.174 – Jitter Testing
IEEE1588v2 + Sync-Eハイブリッドテスト
【PTPとSync-Eの同時試験】
- Time Error測定(1PPS/PTPパケット)
- Sync-E Wander測定
Ethernet/MPLS-TP OAMモード
Ethernet OAMモードでは、ITU-TのY.1731等の標準化に準拠し、Fault DetectionやPerformance Monitoring、各種ネガティブテストを実施することが可能です。MPLS-TPでは、Y.1731をベースに拡張されたPTNバージョンに対応しております。従来のトラフィックジェネレータだけではテストが難しかったOAMラベルの変更、メッセージのドロップ、エラー生成、ミスオーダー、ディレイ付加など、多様な試験を簡単に実現可能です。
ITU-T Y.1731、IEEE802.1ag、IEEE802.3ah、ITU-T G.8031、ITU-T G.8032、MPLS-TP(PTN version)
- キャプチャ、プロトコル解析
- ネットワークエミュレーション
- ネガティブテスト
- 特定のインペアメント実施