ASRock、ついに【Core Ultra】搭載製品正式リリース。AI性能も大幅向上!
ASRock Industrial社が他社に先駆け、新プロセッサ「Core Ultra」を搭載した製品をリリースしました。
Meteor LakeのコードネームでインテルのSoCとしては初めて「タイルアーキテクチャ」を採用したプロセッサです。タイルアーキテクチャとは、SoC(CPU)を単一のダイ(モノシリックダイ)として形成するのではなく、機能ごとに分かれた「機能ブロック」と呼ばれるダイを複数組み合わせて1つの「パッケージ」を作り、それを1つのSoCとして形成する手法です。ASRock社はそんな複数の機能ブロックを兼ね備えた最新のプロセッサを搭載した小型CPUボードや小型PCをリリースします。
「Core Ultra」とは?
「Core Ultraは」コンピュートタイルに最新の「Intel 4」製造プロセスを採用しており、EUV露光により従来のIntel 7の高性能ロジックライブラリと比較して2倍のエリアスケーリングを達成しつつ、電力効率は20%以上となります。コンピュートタイルのうちEコアは、分岐予測の強化、Intel Thread Directorフィードバックの強化、VNNIのようなAI関連命令の新規サポートにより性能向上を図り、前世代からIPC(クロックあたりの命令実行数)が向上しました。Pコアも同様に分岐予測の強化とIntel Thread Directorフィードバックの強化を行なったほか、バンド幅の拡張により性能が向上しました。また、Intel ArcベースのGPUも特徴としており、Xe LPコアからXeコアとなっています。8基のレイトレーシングユニットを内蔵したほか、従来からベクターエンジン/サンプラー/ピクセルバックエンドが33%増加(それぞれ128基、8基、4基)。AV1ビデオのサポートや、AIにおけるINT8推論処理を高速化できるDP4Aエンジンを備えています。
AIエンジンの採用
CPUとGPUに加えて、AI処理に特化したNPUも備えており、いずれもAI処理が可能で、最大34TOPSの処理性能を提供します。ローンチ時で既にOpenVINOフレームワークを介してNPU/GPU/CPUに対しシームレスにFP16/INT8の実行が可能なため、競合を大きく引き離し、2024年には100以上のAIソフトウェアパートナーが対応する予定です。
ASRock Industrial社の「Core Ultra」搭載製品の紹介
ASUS IoTが提供する各種AIエッジ製品の詳細仕様を下記の各リンク先からご確認ください。
Core Ultra 7 155H (Meteor Lake)搭載NUCサイズ小型CPUボード「NUC-155H」
「NUC-155H」は、インテル社の最新プロセッサCore Ultra 7 155Hを搭載したNUCサイズの小型CPUボードです。
Core Ultra 7 125H (Meteor Lake)搭載NUCサイズ小型CPUボード「NUC-125H」
「NUC-125H」は、インテル社の最新プロセッサCore Ultra 7 125Hを搭載したNUCサイズの小型CPUボードです。
Core Ultra 7 155H (Meteor Lake-H)搭載スリムタイプ NUC PC「NUCS BOX-155H」
「NUCS BOX-155H」は、インテル社の最新プロセッサCore Ultra 7 155Hを搭載したスリムタイプのNUC PCです。
Core Ultra 7 125H (Meteor Lake-H)搭載スリムタイプ NUC PC「NUCS BOX-125H」
「NUCS BOX-125H」は、インテル社の最新プロセッサCore Ultra 7 125Hを搭載したスリムタイプのNUC PCです。
Core Ultra 7 155H (Meteor Lake-H)搭載NUC PC「NUC BOX-155H」
「NUC BOX-155H」は、インテル社の最新プロセッサCore Ultra 7 155Hを搭載した小型のNUC PCです。
Core Ultra 7 125H (Meteor Lake-H)搭載NUC PC「NUC BOX-125H」
「NUC BOX-125H」は、インテル社の最新プロセッサCore Ultra 7 125Hを搭載した小型のNUC PCです。