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商品基礎情報
セイコーエプソン慣性計測装置(IMU)の特長
これまでは「FOG(Fiber Optical Gyro)」クラスの性能を持ったものは筐体が大きく使用用途も限られていましたが、セイコーエプソンの慣性計測装置(IMU)は「FOG(Fiber Optical Gyro)」クラスの性能を小型筐体に収めた事によりこれまでに使用できなかった製品への搭載を可能にしました。
以下のアランバリアンス図(ARW+Bias Instability)に示す通り水晶ジャイロセンサの精度・安定性が優れている事が分かります。
- ARW(アンギュラーランダムウォーク) : 短期揺らぎは数値が小さいほど高性能(高安定)です。
- BIS(バイアスインスタビリティ) : 中⾧期揺らぎは数値が小さいほど高性能(高安定)です。
アランバリアンス図(ARW+Bias Instability)
セイコーエプソンの慣性計測装置(IMU)はキャリブレーションと構造設計で個体ばらつきを抑え、高精度な特性保証が可能であり、小型でありながら、高い位置精度、小さい姿勢誤差データが提供可能です。
センサ単体とIMUの比較
1インチサイズの小型プラットフォームを採用しています。慣性計測装置(IMU)を置き換えるだけで性能向上を図ることが可能となり、お客様の開発費・工数の削減及び評価期間の短縮ができます。
G370外観図
慣性計測装置(IMU)製品ラインナップ
製品型番 | M-G370S NEW | M-G370 | M-G365 | M-G364 | M-G354 | M-G552 NEW |
特長 | 低ノイズ・高安定 | FOGクラス性能 | 姿勢角出力機能 搭載 |
高精度・高安定 | 広レンジ | 防水・防塵 |
Gyroscope | ||||||
検出範囲(°/s) | ±200 | ±450 | ±100/±200 | ±450 | ||
バイアス安定性(°/h) | 0.8 | 1.2 | 2.2 | 3.0 | 1.2 | |
角度ランダムウォーク(°/√h) | 0.03 | 0.06 | 0.08 | 0.09 | 0.1 | 0.08 |
Accelerometer | ||||||
検出範囲(G) | ±10 | ±4/±10 | ±3 | ±5 | ±10 | |
バイアス安定性(mG) | 0.012 | 0.014/0.016 | 0.05 | 0.07 | 0.016 | |
アライメント精度 | ||||||
ジャイロ/加速度(°) | 0.01 | 0.02/0.01 | 0.01 | |||
Tilt Func | ||||||
動作温度範囲 (℃) | -40 to +85 | -30 to +80 | ||||
デジタルインターフェイス | SPI/UART | J1939 (CANopen,RS422 型番により選択可) |
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消費電流(mA TYP) | 16 | 18 | 32@12V | |||
サイズ(mm) | 24x24x10 | 65x60x30 | ||||
重量(gram) | 10 | 115 | ||||
製品外観 | ![]() |
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