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商品基礎情報
Lavisionのデジタルシュリーレンカメラの取り組み
Lavision社では、15年を超える流体解析アルゴリズムのノウハウと、非常に簡便なセットアップ方法を用い、従来法では困難であった現象を、より簡便に可視化することに成功しました。
このデジタルシュリーレンカメラでは、今までにない、新しい工程評価、品質管理、流体観察方法を提案し、トレーサビリティのツールとして、可視化が困難な現象の観察・検証・記録ツールとしてご利用いただけます。
BOSデジタルシュリーレンカメラの特長
- 目に見えない気流や透明な媒体の変化を可視化
- 光源、カメラ、背景の簡便なセットアップ
- レーザを必要としない 人にやさしい高い安全性
- 長年にわたる解析アルゴリズムの実績
- 見えなかった工程評価、新しい品質管理方法、安全な流体観察
BOSデジタルシュリーレンカメラの可視化事例
人から人への新型コロナウイルス(COVID-19)の主な感染経路は、呼吸やくしゃみ、咳によって作成された小さな液滴やエアロゾルによるものがあります。
マスクを使用すると、人から人への呼気の到達を効果的に減らすことができます。
画像では人の呼吸によって引き起こされる気流を可視化しています。
吐き出された空気の流れは、マスクにより遮断され、感染のリスクが効果的に軽減される様子がうかがえます。
BOSデジタルシュリーレンカメラを背景パターンに向けて、目では見えない流れを簡便に可視化できます。
小規模の漏れ検知、車の室内の換気からクリーンルーム内やHVACテスト用の部屋全体の流れの挙動まで、幅広いアプリケーションで使用できます。
システムのセットアップは迅速かつ簡単で、すぐに導入でき、オンラインのプロセス制御にも役立ちます。
アイソレータ、ドラフトの空気の“よどみ”は、細菌の発生や汚染を引き起こします。
スモークや、シーディング粒子を浮遊させることなく、代わりに“ガス”と“背景パターン”を用いることで、コンタミレス、洗浄不要で庫内の流れを観察できます。
従来では可視化が煩雑であった、熱いコーヒーに温められ立ち昇る空気と、体温によって温められた空気の微小な光学変化がはっきりと観察できています。
これらを可視化することによって、見えない流体による影響にお困りの方は工程の問題の見える化が可能になります。もちろん人体に影響のあるレーザ光源やパーティクルは使用しません。
オーディオ機器からの廃熱気流の光学変化をはっきりと確認することができます。熱設計とその実証にお困りの方には最適なツールとなります。
また、BOSデジタルシュリーレンカメラを使うことで、複数の機器のレイアウトによる気流の影響も確認可能となり、設置現場における検証もおこなえます。
ファンの気流に乗ったCO2ガスの可視化観察をしています。
可視化の際に衛生的な気体を使用することができるため、気流や澱みの確認・記録の際のシーディングによる汚染がなく、観察後のクリーンベンチのクリーニングを必要としません。クリーンベンチは立ち上げ確認のみならず、設置後の再確認にも最適です。