商品基礎情報
コネクターって何に使われているの?
日常生活をおくる上で朝の寝覚めから夜眠るまで、身近にある電器製品の中には必ず使用しており知らず知らずの内に皆さんも使っています。
例えば、寝覚めた後に使用するコーヒーメーカー・電子レンジ/オーブン、移動中の自動車・電車・バス、オフィスのPC・固定電話・事務機器/通信機器、帰宅後には照明器具・エアコン・冷蔵庫・TV・浴室内給湯器等々。
そして、1日中身近にある携帯電話やタブレット機器。
更には、携帯ゲーム機からジェット機・宇宙ロケットまで、それら全ての機器にはコネクターが使われています。
コネクターっていつからあるの?(歴史)
1930年代から1940年代に飛行機・船舶・民生用向けに取り外し可能な電線を使用する無はんだ部品として生まれました。それまでの機器内の配線では、電線と部品・部品同士の接続には電線にはんだを使いつないでいました。 それを切り離す為には、電線を一旦切断し、又つなぐ為には再びはんだ付けをしなければならない為、容易ではありませんでした。コネクターが存在することに依って、機器内での電線対基板(部品)・基板(部品)対基板(部品)が取り外しが可能になり、その後の機器間での接続規格が制定されたことに依って、AV機器の接続・スマートフォンの充電・PCとプリンター接続等が可能になりました。
コネクターってどれくらい種類があるの?
現在は多種多様なコネクター(接続部品)が存在し、日常の生活で使用する全ての電子/電気機器でも多くの種類のコネクターを使っていますが、機器内外用のコネクターには5種類程に大別することが出来ます。
下記に上げる例はその中でも民生用のほんの一部です。
大別した5種類のコネクターの中でも、一般家庭での家電品向けに使用する民生用コネクターや通信機器や社会インフラや色々な工場に使われている様な産業機器用コネクター、更には車両・航空・宇宙・ミリタリー用コネクター等々、目的用途・要求仕様・各種規格に依って様々なコネクター(接続部品)が世の中に存在します。
1.基板間を電線でつなぐ電線対基板用・電線対電線用コネクター(Wire to Board・Wire to Wire)
・電線対基板用・電線対電線用コネクター関連製品情報はこちら(HP内)
2.基板間をFFC/FPCでつなぐFFC/FPC対基板用コネクター(広義ではWire to Boardに含みますが製品が多様化した為分類)
- FFC(Flexible Flat Cable)・FPC(Flexible Printed Cirucits)の違いを簡単に言うと:
- FFC=ケーブル、基本は1枚のシート形状です。
- FPC=基板、FPCは自由な形状のシートに可能な限り回路を形成することが出来ます。
3.基板と基板をつなぐ基板対基板用コネクター(Board to Board)
4.各種メモリーカード・SIMカード用ソケット(国際規格で規定された寸法・形状・接点配置に対応)
(参考)弊社取り扱いのメモリーメーカー
5.機器と機器とをつなぐIn / Out用コネクター(Interface用)
弊社取り扱いコネクターメーカー情報
「Creating Connections for Life」」はモレックス社のブランドメッセージです。