商品基礎情報
LCDC(表示コントローラ)を使うメリット
ホストCPUの描画時の負荷を軽減するだけでなく低消費電力設計が可能
LCD表示をONにしたまま メインMCUをSleepモードに移行できるため、 消費電力を最小限に抑えることができます。また、独自技術で、高精細・高コントラスト表示やカラー補正・ガンマ補正などを実現します。LCDパネル本来の性能を最大限に引き出すための信号処理や調整機能が組み込まれています。
高信頼性&長期供給
産業機器や車載機器での実績が豊富です。
デジタル信号の変換
CPUやGPUから送られてくるデジタルデータを、ディスプレイ(表示媒体)が理解できるアナログまたはデジタル信号に変換します。
メモリ管理
表示する画像のデータ(フレームバッファ)を一時的に保存する専用メモリ(VRAM)を管理します。これにより、スムーズな画像描画を可能にします。
タイミング制御
ディスプレイ(表示媒体)のリフレッシュレート(画面の書き換え頻度)に合わせて、正確なタイミングで信号を出力し、画面のチラつきや乱れを防ぎます。
解像度と色深度の制御:
接続されたディスプレイの最大解像度と色深度(表示できる色の数)を検出し、適切な設定で信号を出力します。
1677万色、XGAまでをカバー可能
容易に実現可能な表示機能の種類
①複数画面表示
②拡大・縮小
③回転
④ガンマ補正
⑤αブレンディング/透過
⑥スクロール
⑦疑似色拡張
⑧BitBLT(色拡張機能)