商品基礎情報
Molexの多彩な製品ラインアップ
●Molexのセンサー製品群
Molexでは、10万品種以上の製品ラインアップを保有しております。
基板間や装置間を接続するコネクター・ケーブルでよく知られているMolexですが、近年では内部に半導体を取り入れた各種センサー製品も取り揃えております。
同社では、コアのコネクター技術を活かし、コネクター付き温度センサー/電流センサー/ノイズ検知センサーなどを製品化しています。
注:FPGA Accelerator関連製品については、日本Molexホームページよりお問い合わせをお願いいたします。
Molexが採用するNTCサーミスタ方式
●各種温度センサーの比較
機器内の温度計測を行う際に、使用する温度センサーにはいくつかの種類があります。
Molexはこの中でNTCサーミスタ方式のセンサーを採用しております。NTCサーミスタ方式のセンサー部にMolex固有のコネクター技術を組み合わせることで、一言で表現すると
「高性能なセンサーが、取り付けやすいコネクター・端子付きで手に入る、コスパに優れた温度検知ソリューション」を提供しています。
①「速い・正確・安い」の三拍子
NTCサーミスタ方式は、他の温度センサー(熱電対やRTD)と比較して、非常にバランスの良い性能を持っています。
- 高精度:0.05〜1.5°Cという高い精度で測定が可能です
- 高速応答:熱質量が小さいため、温度変化を瞬時に検知します
- 低コスト:高性能ながら、白金抵抗体(RTD)などに比べて安価に導入できます
②取り付けが簡単(プラグ&プレイ)
Molex固有のコネクター技術と高精度温度センサーとを融合させることで、設計や組み立ての工数を減らす工夫が施されています。
- コネクター付き:Micro-Lock Plusコネクターが装着済みで、基板に差し込むだけで使用可能です
- リング端子:ネジで表面にしっかり固定でき、熱を効率よく伝える構造になっています
- 豊富なサイズ:M2からM4のネジサイズや、多様なケーブル長が選べます
③過酷な環境でもタフ
厳しい産業用途や家電製品でも安心して使えます。
- 広い温度範囲:プローブ型なら最大250°C、リング端子型でも最大150°Cまで対応します
- 保護構造:ステンレスハウジングやガラススリーブで、摩耗や衝撃からセンサーを守ります
2種類の用途別バリエーション
Molexでは、使用用途の応じて、プローブ型とリング端子型という2種類のケーブルアッセンブリー製品を準備しています。それぞれ下記特徴を有しています。
●リング端子型
「固体の表面温度」を測りたい時に最適です。
主な用途:モーター、電源、家電製品の筐体などの表面温度監視
メリット:
- 確実な固定::M2〜M4のネジで対象物に直接締め付けられるため、振動がある環境でも脱落せず、安定して測定できます
- 熱伝導効率:リング端子が熱を効率よく吸収し、内部のチップへ伝える構造になっています
- 狭所の配線:ケーブル長が柔軟(75〜300mm以上)で、手が届きにくい場所への設置に適しています
選定基準:「ネジ穴がある」「平面に密着させたい」「配線を引き回したい」場合
●プローブ型 (Stainless Steel)
「厳しい環境」や「液体・気体・粉体」に差し込んで測りたい時に最適です。
主な用途:水ボイラー、オイルタンク、3Dプリンター、医療機器、HVAC(空調)
メリット:
- 高い保護性能:ステンレス製のハウジングがセンサーを保護するため、摩耗や衝撃、機械的な損傷が予想される環境に強いです
- 耐熱性:リング端子型(最大+150°C)よりも高い、最大+250°C までの高温環境に対応しています
- 挿入測定:タンク内の液体やダクト内の空気など、対象物の中にセンサーを突き刺して計測するのに適した形状です
選定基準:「水や油に触れる」「200°Cを超える高温」「センサーに物理的な負荷がかかる」場合
Molexが手掛けるNTC温度センサーケーブルについてご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ弊社丸文へお問合せをいただけますと幸いです。