商品基礎情報
1Uテレメトリ受信機 / R100HDシリーズ
地上局の設備が高度化する中、ラックスペースの有効活用は重要な課題です。SEMCO社の「R100HDシリーズ」は、わずか1Uの筐体に2つの独立した高精度受信チャネルを搭載した、省スペース・高性能なテレメトリ受信機です。L/S/Cの全バンドに対応し、最新の適応型イコライゼーション技術により、限られた設置面積で最高水準のデータ回収率を実現。機動性が求められる移動型地上局から、高密度な固定設備まで幅広く対応します。
※本製品は、テーラーメイドのCOTS製品となります。ご要求仕様に基づき、最適な構成をご相談、ご調整させていただきます。
特徴的な仕様1:IA(情報保証)に最適化されたセキュア・アーキテクチャ
ARMプロセッサ上で動作するLinuxベースのOSを採用。Windows特有の脆弱性を排除し、情報保証(Information Assurance)要件が厳しい軍用・政府系ミッションにもそのまま導入可能です。
特長的な仕様2:IRIG 106-20 Tier II 準拠のフェーズノイズ特性
200 MHzから5250 MHzまでをカバーするフロントエンドは、最新のIRIG 106-20 Tier II規格に準拠。極めて低い位相同期ノイズを実現しており、複雑な多値変調信号も高精度に復調します。
特長的な仕様3:高度な前方誤り訂正(FEC)への対応
SOQPSK-STC(2アンテナ干渉解決)やLDPC(低密度パリティ検査)など、最新のIRIG規格に含まれる高度な誤り訂正技術を標準サポート。厳しいリンク条件でもデータ整合性を維持します。
製品ラインアップ
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モデル名 |
チャンネル数 |
コンバイナ機能 |
対応周波数 |
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R100HD-1 |
1ch |
なし |
200MHz – 5.25GHz |
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R100HD-2 |
2ch |
なし |
200MHz – 5.25GHz |
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RC100HD-2 |
2ch |
あり(Pre-D) |
200MHz – 5.25GHz |
特徴1:IA(情報保証)に最適化されたセキュア・アーキテクチャ
ARMプロセッサ上でLinuxカーネルを動作させ、TMoIP(Telemetry over IP)接続をシリアル経由で物理的に分離。復調データそのものにARMプロセッサからアクセスできない構造を採用しています。
ネットワーク経由のサイバー攻撃によるデータ漏洩やシステム乗っ取りのリスクを物理レベルで低減でき、機密性の高い試験環境でのセキュリティ審査を容易にクリアできます。
特長2:STCおよびLDPCによる信号受信の安定化
SOQPSK-STC(Space Time Coding)および多種多様な符号化率のLDPC(Low Density Parity Check)に対応しています。特にSTCは、航空機の旋回時などに発生する「2アンテナ干渉問題」を効果的に解決します。機体の姿勢変化による信号の瞬断や劣化を大幅に抑制できるため、どのような飛行態様であっても継続的かつ高品質なテレメトリ・データを回収可能です。
特長3:試験効率を最大化する「組み込みテスト機能」
各チャネルにビットシンクロナイザ、フレームシンクロナイザ、BERT(ビット誤り率測定器)、PNパターンジェネレータを標準内蔵しています。ミッション前のプリフライト・チェックにおいて、外部の信号発生器や測定器を接続する手間が不要になります。受信機単体でシステム全体の整合性確認が完結するため、セットアップ時間を劇的に短縮できます。
特長4:デジタル Pre-D コンバイナ(RC100HD-2モデル)
2つの受信チャネルを合成するデジタル Pre-D コンバイナを搭載。AM/AGC、最適比、ベストソースセレクトの各モードを選択可能です。2チャネルの信号を最適に合成することで、単一チャネル受信時と比較して最大2.5dB以上のS/N改善が見込めます。フェージングの激しい環境下でも、安定したロックを維持し続けます。
3Uテレメトリ受信機 / R300HDシリーズ
大規模なフライトテスト地上局において、機材の信頼性と直感的な操作性はミッションの成否を分ける極めて重要な要素です。SEMCO社の「R300HDシリーズ」は、業界ベストセラーである3U(EIA規格)ラックマウント型受信機の最新世代モデルです。IA(情報保証)準拠のセキュアなLinux OSに加え、デュアル7インチタッチスクリーンによる圧倒的な操作性、ホットスワップ対応の冗長電源、そして最大3TBの内蔵データ記録機能を搭載。複雑な多チャネル運用においても、データ欠損のない確実な回収と効率的な運用をサポートします。
※本製品は、テーラーメイドのCOTS製品となります。ご要求仕様に基づき、最適な構成をご相談、ご調整させていただきます。
特長的な仕様1:直感的なデュアル7インチ・タッチスクリーン
パネルにデュアル7インチ高解像度タッチスクリーンを搭載。アイパターン、コンステレーション、RFスペクトラムを同時に表示しながら、直感的なタッチ操作で設定変更が可能です。
特長的な仕様2:最大3TBの内蔵レコーディング&再生機能
3チャネル(CH1, CH2, 結合波)の同時記録に対応した最大3TBのソリッドステート・メモリを搭載。IRIG-106 Chapter 10形式でのデータ記録および再生が、外部レコーダーなしで完結します。
特長的な仕様3:BIST(組み込み自己診断機能)とRFソース
P/L/S/C各バンドに対応した変調信号RFソースを内蔵。ビット誤り率(BER)試験やIRIG 118規格に基づく試験を、外部の試験機材を接続することなく、受信機単体で実施可能です。
製品ラインナップ
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モデル名 |
チャンネル数 |
コンバイナ機能 |
対応周波数 |
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R300HD-1 |
1ch |
なし |
200MHz – 5.25GHz |
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R300HD-2 |
2ch |
なし |
200MHz – 5.25GHz |
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RC300HD-2 |
2ch |
あり(Pre-D) |
200MHz – 5.25GHz |
特長1:現場での操作ミスを防ぐ「ユーザー直感型GUI」
フロントパネルに統合されたデュアル7インチタッチスクリーンにより、PCなしで全設定の制御とモニタリングが可能です。波形表示を確認しながらリアルタイムでパラメータ調整が行えます。
複雑なシステム設定を視覚的に把握できるため、緊急時の対応や現場でのトラブルシューティングを迅速化し、人的ミスによる試験のやり直しリスクを最小限に抑えます。
特長2:ミッションを中断させない「ホットスワップ対応冗長電源」
AC100-264V対応の冗長電源を標準搭載。万が一の電源ユニット故障時も、システムの稼働を停止させることなく、前面または背面からのホットスワップ(通電状態での交換)が可能です。24時間稼働が求められる衛星運用や、長時間に及ぶミッションにおいて、電源トラブルによるデータロストを完全に排除。システムの極めて高い可用性を担保します。
特長3:セキュリティ要件をクリアする「IA準拠Linux OS」
ARMプロセッサ上で動作するセキュアなLinuxカーネルを採用。制御系ネットワークとデータ転送用TMoIP接続を物理的に分離し、Windowsベースの機材が抱えるセキュリティ脆弱性を根本から解消しています。政府・軍用ミッションにおけるサイバーセキュリティ監査をスムーズに通過できるとともに、ネットワーク経由の攻撃から貴重な試験データを保護します。
特長4:デジタル Pre-D コンバイナ(RC300HD-2モデル)
2チャネルのRF信号をデジタル処理により最適に合成するPre-Dコンバイナ機能を搭載。AM/AGC、最適比、ベストソースセレクトの各モードを環境に応じて選択可能です。単一受信時と比較してS/N比を最大2.5dB以上改善。激しいフェージングや機体の旋回による信号劣化が発生しても、安定したデータ復調を維持し続けることができます。