インフォメーション ワイヤレスジャパン2025出展のお知らせ
2025年5月28日〜5月30日開催
丸文株式会社は5月28日(水)~30日(金)に開催される「ワイヤレスジャパン2025」に出展します。
今回は昨今注目の集まるローカル5G、GNSS脆弱性や、PTP同期をメインテーマとした関連製品を複数展示します。
展示内容
【対象者】通信事業者、通信機器メーカー、システムインテグレータ、エンタープライズ、官公庁、その他通信技術、アプリケーションに関わる方々
【展示コンセプト】
・ローカル5G × Wi-Fi の共存
・GNSS脆弱性対策
・PTP同期/高精度な時刻同期
をメインコンセプトとし、各関連ソリューションを実際のデモ機とユースケースを交えてご紹介いたします。
ワイヤレスジャパン2025 概要
- 展示会名:ワイヤレスジャパン2025
- 開催日時:5月28日(水)~30日(金)
- 会場:東京ビックサイト 南3・4ホール
- 出展ブースNo.:W-43
- 「ワイヤレスジャパン2025」公式サイト
- 来場事前登録はこちら(※必須)
会場案内図
出展社セミナー:講演タイトル「スマートXのトレンドと5Gネットワークの課題と可能性の探究」
英題:Exploring Smart X Trends and 5G Network Challenges & Opportunities
【講演日時】
5月28日(水)13:00-13:20 セミナー会場B
【講演者】
Atayalan Inc.
Sam Hung 氏
【講演内容】
本講演では、年平均成長率約30%と予測されるプライベート5Gネットワーク市場の最新動向、導入における課題、そしてATAYA社が提供する革新的なソリューションについて包括的に解説します。
プライベート5Gは、スマート製造(市場の23%を占める)や教育、鉱業などの分野で導入が進んでいますが、依然として高額な初期費用、導入・運用の複雑性、5G専門知識の不足といった障壁が存在します。多くの企業がまだPoC段階に留まっているのが現状です。
ATAYA社はこれらの課題に対し、「接続性の統合と簡素化」をコンセプトとしたソリューションを提供します。
主力製品である「Harmony」は、Wi-Fi、有線LAN、プライベート5Gといった異種ネットワーク環境を単一プラットフォームで統合管理し、ゼロトラストセキュリティやシンプルな運用を実現します。
もう一つの革新的な製品「Chorus 5G AP」は、業界で初めて基地局にコアネットワーク機能を組み込み、クラウド経由での管理を可能にしました。
これにより、中小企業でも専門知識なしに、従来の5分の1程度のコストで、迅速かつ容易にプライベート5Gネットワークを構築・運用できます。
講演では、これらの技術が如何にしてIT/OT統合を簡素化し、既存設備(ブラウンフィールド)と新規設備(グリーンフィールド)の連携を可能にするか、また、大規模展示会場でのAR/VR活用、スマート工場におけるAMR(自律走行搬送ロボット)のデュアル接続、IIoTアプリケーションの迅速な展開といったアメリカ、日本、台湾での15以上の成功事例とその導入効果(遅延50%以上削減、導入期間の大幅短縮など)を具体的に紹介します。
Ataya社「Harmony」(ローカル5G× WIFIの共存)
Ataya社のHarmonyは、エンタープライズおよび産業用途向けに設計された次世代通信統合基盤です。
5G SAコアを内蔵し、Wi-Fi・有線ネットワークともシームレスに統合。クラウド/オンプレミス両対応の柔軟な構成に加え、ゼロトラストベースのセキュリティ、マルチテナント対応、エッジアプリのホスティングにも対応しています。MECによるリアルタイム処理やQoS制御、マイクロセグメンテーションなど、IIoTやスマート製造の高度な要件を包括的にカバー。既存環境へのスムーズな統合と、将来的なスケーラビリティを両立します。
Microchip社製GNSSファイアウォール「BlueSky」(GNSS脆弱性対策)
Microchip社の「BlueSky GNSS Firewall」は、重要インフラのGNSS(全地球測位システム)依存リスクを最小化するために設計された、高信頼のセキュリティ対策ソリューションです。
既存のGNSSアンテナと機器の間に設置するだけで、スプーフィング(なりすまし)やジャミング(妨害)などの脅威をリアルタイムに検知・遮断します。信号異常時には、内部のルビジウム原子時計や外部基準と連携して、安全な“Hardened出力”を継続提供。さらに、複数拠点での一元監視に対応し、信号の整合性を検証する「Trusted Time」や「サブフレーム比較検出」など先進機能を搭載。GNSS時刻への信頼性が求められる通信・電力・交通分野に最適です。
Calnex社「SNE-X/ignite」(PTP同期/高精度な時刻同期)
Calnex社の「SNE」シリーズは、次世代ネットワーク環境の検証に最適な高精度ネットワークエミュレータです。
汎用モデル「SNE-X」は最大28ポート・100GbE対応で、クラウド、5G、データセンター間の通信品質評価に最適。ドラッグ&ドロップ操作による直感的なGUIと、詳細な遅延・ジッタ・パケット損失などのシナリオ設定により、複雑なネットワーク環境を正確に再現できます。
一方「SNE Ignite」は、O-RANフロントホール向けに特化。ナノ秒単位の遅延精度、PTP透過クロック、SyncE対応により、超低遅延・高精度が求められる5Gインフラ評価に対応します。
SNEシリーズは、研究開発から実環境シミュレーション、SLA検証まで幅広いユースケースに対応可能です。