インフォメーション 丸文、日本介護センターと「Kebbi Air」で介護の未来を拓く
丸文、日本介護センターと「Kebbi Air」で介護の未来を拓く~楽しく会話して認知機能の維持をサポート。離れた家族とも繋がる見守りサービス~
エレクトロニクス商社の丸文株式会社(代表取締役社⻑ 兼 CEO / COO︓堀越裕史、本社: 東京都中央区、以下、 丸⽂)は、株式会社日本介護センター(代表取締役社長:浅尾 洋伸、本社:東京都目黒区、以下、日本介護センター)と協業し、介護施設の利用者向けにAIコミュニケーションロボット「Kebbi Air」を活用した見守り対話サービスの実証プロジェクトを開始しました。
本プロジェクトは、日本介護センターが運営する終末期ケア対応型有料老人ホームやグループホーム、居宅サービスの利用者を対象に、「Kebbi Air」の会話機能や見守り機能を中心としたサービスを提供することを目的としています。「Kebbi Air」の会話機能で利用者の孤独感の軽減や認知機能の維持をサポート、見守り機能では安心・安全な暮らしを提供し、利用者のQOL(Quality of Life)向上の実現が期待できます。
【「Kebbi Air」の各機能について】
会話のイメージ
(1)会話機能
「Kebbi Air」は、生成AIと独自のアルゴリズムにより、利用者に寄り添った自然な対話を実現します。名前やキャラクター設定も簡単にできるため、利用者が望む理想の話し相手になります。そのため、いつでもそばにいる心強いパートナーとして、日々の孤独感を和らげ、心に安らぎをもたらします。会話を続けることは脳への良い刺激となり、認知機能の維持をサポートする効果も期待できます。
スマートフォン画面イメージ
(2)見守り機能
スマートフォンの専用アプリから、利用者の様子をリアルタイムに映像と音声で確認できます。これにより、介護スタッフは夜間の訪室頻度を最適化するなど業務負担が軽減でき、より質の高いケアを実現できるようになります。
また、ご家族は遠方からでも大切な方を見守ることができる安心感に加え、介護状況の共有を通じて施設への信頼感を高めることができます。本機能は、利用者一人ひとりに寄り添った介護サービスの提供に貢献します。
【今後の取り組みについて】
当社は2025年8月より、日本介護センターの終末期ケア対応型有料老人ホーム施設「メディカルホームかなう保木間」と、グループホーム「日介ケアセンター六町」で、本サービスの実証プロジェクトを開始しています。実証プロジェクトでは、「Kebbi Air」は会話機能を駆使して利用者のよき相談相手としての役割を担っています。会話が1時間以上続くケースもあり、利用者の生活に寄り添ったおしゃべり相手になっています。実証プロジェクトの状況を踏まえ、より多くの利用者に会話機能を活用いただくため、今後は聞き取り精度の改善を検討してまいります。
2025年10月以降には、訪問介護利用者向けの検証を予定しております。当社では本サービスを2025年度内に提供開始することを目指し、開発を進めてまいります。
【AIコミュニケーションロボット Kebbi Airについて】
当社は2024年3月に、台湾のNUWA Robotics Corp.と資本提携を⾏い、NUWA ロボティクスJAPAN 株式会社と販売代理店契約を締結しました。以来、同社のAIコミュニケーションロボット「Kebbi Air」と関連ツールの取り扱いを開始し、介護・医療市場向けに独占的に販売※2しております。
(※2:一部例外もあり)
「Kebbi Air」は、⽣成AI を活⽤したAIコミュニケーションロボットです。会話だけでなく、多彩なレクリエーションや施設の受付・案内、家族との見守・ビデオ通話などができ、カスタマイズ性も高いのが特徴です。そのため、介護現場に寄り添った設定が可能で、施設の共用部や居室だけでなく在宅介護の場でも活用できます。
- Kebbi Airの詳細はこちら
お問い合わせ先
- NUWAロボティクス社製品に関するお問い合わせ先
丸文株式会社
ディオネカンパニー:丹後
E-mail︓dione_mkt@marubun.co.jp - このニュースリリースに関するお問い合わせ先
丸文株式会社
管理本部 経営企画部︓酒井、熊⾕
E-mail: koho@marubun.co.jp