レーザー熱加工ポータルサイト|レーザー焼入
オンラインセミナーのお知らせ |
レーザー熱加工オンラインセミナー【中級編】を開催します。
まずはレーザー焼入れ市場の動向を知りたい方に向けたセミナーです。
- 日時:2025年3月27日(木) 16:00~17:00(60分)
- 費用:無料
- 形式:オンラインセミナー
レーザー焼入れにおける様々な部品への加工事例と実際にあったトラブル事例をご紹介します。実際にレーザー焼入れへ置き換えた背景とメリットを知ることができ、さらにトラブル事例を事前に把握することで、そのトラブルを回避する設計を行うことが可能です。また、加工技術だけでなく、レーザー焼入れにおける多品種少量向け、量産向けの設備事例をご紹介します。新たな技術の導入をご検討されている方へ有益なセミナーとなりますので、是非ご参加ください。
レーザー焼入 |
ギア歯面への局所レーザー焼入
レーザーを熱源に使うメリットや他工法との比較、様々な業界への適用事例を音声入り資料でご紹介します。
レーザー焼入の特長 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
焼きが入るのはレーザービームが当たったところだけ。高精密で熱処理品質の安定性が高い部分的な熱処理は部品設計の自由度の飛躍的な向上に大きく貢献しました。 |
加熱した金属を冷却するための水や油が原則必要ありません。これはランニングコストに大きなメリットをもたらします。また電気的な効率にも優れているため、高い経済性を持っています。 |
レーザー光が当たった表面だけが瞬時に1000℃付近まで加熱し、自己冷却による急冷で焼入します。ワークに与える熱影響が最適化され、熱歪みが低減されます。 |
システムはロボットを中心とする自動化設備で構成されます。デジタルに設定ができるため、加工再現性に優れています。いつ、誰が施工しても同じ結果が得られます。 |
部分熱処理の新しい選択肢
従来的工法と比べて、より精密で品質の安定した部分熱処理ができます。
これは部品設計の自由度にイノベーションをもたらしました。
これは自動車の燃費の向上のための部品薄肉化及び軽量化に対応した熱処理工法として世の中に貢献しています。
もう水や油は必要ない?
金属は加熱、急冷される過程で焼きが入ります。
そもそも入熱量が少ないレーザー焼入はワーク自体の自己冷却(熱拡散)により急速に冷却されるため、冷却材としての水・油は必要ありません。
ただし、ワークのサイズが極端に小さい場合や薄い場合は自己冷却が効きにくいため、補助的に油や水を用いる場合もあります。
熱処理歪みを低減できる
ワーク表面にだけ入熱し、必要な部分だけを硬化させるためワークへの入熱が少なく、熱による変形が低減されます。
ただし、表面のみ入熱するため硬化層深さは0.1-1.0mmです。
従来工法と比べると「浅い」と思われるかもしれませんが、これでも耐摩耗用途においては機械的特性を満足するケースが数多くあります。
自動化ロボットシステム
各種ロボットや自動機械と組み合わせてインテグレーションし、レーザー焼入システムとして提案ができます。
一度、施工に関するレシピを作成してしまえば誰がやっても、いつやっても同じ品質で焼入施工が可能です。
ただし、レシピを作ることは簡単なことではありません。
そこがノウハウになります。
適用事例 |
![]() |
![]() |
硬さ:HRC60 【メリット】 <短納期化> |
【メリット】 |