商品基礎情報
従来のストレージとCSD(Computational Storage Drive)型ストレージ
一般的なSSDを搭載したシステムではCPUは圧縮などのデータ演算を処理し、ストレージへデータの転送を実行します。
Computational Storage Drive -CSD-
CSD 2000 は、フラッシュコントローラ機能と高速データ圧縮/解凍エンジンを内蔵の FPGA 上に統合することで、ユーザーに「プラグアンドプレイ」ソリューションを提供します。データ圧縮/解凍処理からホストの CPU を解放し、データの移動を最小限に抑え、ドライブ内でのデータ圧縮により NAND アレイへのアクセスを最小化することで、レイテンシーとスループット、ドライブ寿命を改善します。
活用シーン
SSD搭載のサーバーをスケールアウトして、パフォーマンス面、コスト面、寿命面での効果を得る場合 |
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Webスケーラー(ECやゲームなどのWebアプリケーションサービス) |
SSD搭載のサーバーを限られた場所や条件で、コスト面、寿命面での効果を得る場合 | |
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製造業 | R&D部門の中小規模CAE基盤(流体等各種解析基盤、AI解析、ディープラーニング、マシンラーニングなど)、Pre/Post Processデータ、設計部門のCADデータ |
独法系研究機関 | 中小規模の各種解析基盤のデータストア |
IoT | エッジ・コンピューティング、または関連する一時データストア(生産ラインや先進的農業等) |
中小の多拠点展開 | チェーン店舗、営業店、ビル管理、物流拠点、工場、市区役所、クリニック、 学校、塾、等へのスモール・サーバー向け |
学術系 | 光学系分野などにおける RAW IMAGE データなどを多く取り扱う機器向け |
システム開発 | Linux ベースの開発環境におけるユーザー・データ用 (開発中などのデータベース、 コード、ログ、その他) |
組み込み型システム | 電子顕微鏡装置、イメージデータ処理(天体望遠鏡のローイメージデー タ)、4K/8K放送・映像機器、産業用サーバーベンダーなど |
圧縮によるストレージ・コスト削減
- HW による透過的なインライン圧縮/解凍により低 GB 単価を実現
- CPU からソフトウェア圧縮処理によるサービスに不要な負荷をなくすことで、サービス全体のパフォーマンスの向上
- SSD ストレージコストの削減や、スケールアウト型サービスにおける総サーバー数の削減を実現し、また場所と電力も削減
様々な使用状況においても安定したパフォーマンスを提供
- ストレージ負荷や読込/書込混合ワークロードにおいても、その高さや比率にかかわらず、安定したパフォーマンス (低遅延、一貫性のある IOPS ) でのアクセスを提供
- ピーク性能だけではなく、あらゆる場面において安定かつ一貫性のあるパフォーマンス・トレンドを提供することでシステム全体のパフォーマンスが向上
CSD 2000 シリーズ 製品ラインナップ
フォームファクタ | オーダー番号 | 容量(TB) |
CSDP3RF040B1 | 4 | |
CSDP3RF080B0 | 8 | |
CSDU3RF040B1 | 4 | |
CSDU3RF080B0 | 8 |
ご紹介から導入までの流れ