スケールフラックス｜教えて! ScaleFlux製品のPoC事例｜第2回

本ページではScaleFlux社 CSD3000のPoC(Proof of Concept)実施にあたり、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社様に興味を持たれた理由から実際にPoCを実施した率直な感想をお聞きしています。現在、導入を検討されている皆様のお役に立てれば幸いです。

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製品について（ScaleFlux CSD3000シリーズ）

Q1. ScaleFlux「CSD3000」シリーズのPoCをやろうと思ったきっかけについて教えてください
A1.CSD3000シリーズは、CSD2000 シリーズとは違って使用する際に専用のディスクドライバーが不要で、とにかく「挿せば使える」という点が大きなポイントでした。
というのも、現在弊社で検討しているシステムはソフトウェアでストレージを制御する仕組みになっており、ドライバーが必要となるとアップデートした際に不具合が出てしまう可能性があります。
今回の製品は、ドライバーをインストールせずにそのまま使えるので、システムをアップデートした際のリスクを最小限にできるのではと興味を持ちました。

PoCの実施について

Q2. CSD3000シリーズでPoCを行ってみてどうでしたか？
A2.CSD2000シリーズの時と同様に製品自体の性能が高く、PoCを実施して良かったと感じています。

実際のPoCテスト結果を見てみると、事前に聞いていた圧縮率よりも少し高かったことが分かりました。それに、実容量の面でも4TBのCSD2000シリーズの場合は3.2TBでしたが、CSD3000シリーズでは3.84TBまで容量が増えていたので少し驚きました。実容量が増えるということは、その分多くのデータを保存できるため、大きなメリットになります。

CSD2000シリーズと比較しても、さらにパフォーマンスが良くなった印象もあり、全体を通じて良い点が多かったと感じています。^※

・・・しいて言うのであれば、CSD3000シリーズはNVMeのNamespaceでパラメータを設定するのですが、これがCSD2000 シリーズと同じであれば、さらに使いやすい製品になるのではと思いました。とはいえ、この作業も1回だけなので気にすることではありませんが（笑）

※：今回のPoC環境の場合

Q3. 初めて使う人におすすめするならCSD2000シリーズ？それともCSD3000 シリーズ？
A3.個人的な見解ではありますが、初めてScaleFluxのSSDを使用する人にはCSD3000シリーズをおすすめしたいですね。

使用感としてはCSD2000シリーズと大きな差はありませんが、「ディスクドライバーが必要ない」点はかなり評価できると思います。

Q4. 「CSD2000」「CSD3000」シリーズのPoCを通じて感じたことを教えてください
A4.実際にPoCを行ってみて感じたことは、ScaleFluxの製品はパフォーマンスが良いので、使用するメリットは十分にあるということです。
今回のPoCを通じて、我々にとっても新たな可能性が広がったと感じています。

私個人の思いではありますが、将来的にはすでにScaleFluxのSSDが組み込まれたストレージ製品があり、その製品を我々が使用するという形のビジネスモデルになると、サポートや保証の面も含めてより使いやすくなるのではないかと思っています。
そして、もっと多くの人にScaleFlux製品のことを知ってもらい、使用する人が増えてくれると嬉しいです。

最後に、丸文さんではScaleFlux製品以外にも様々な尖った製品を取り扱っていると聞いています。
今後はそういった製品の紹介にも期待しています。

＜インタビュー対象者＞

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
サービス運用部　システム運用セクション　パブリッククラウドグループ
松井信弥様

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社様プロフィール

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社（GMO GlobalSign Holdings K.K.）
設立日：1993年12月
所在地：〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
事業内容：クラウド・ホスティングサービスおよびセキュリティサービスを中核とした
各種インターネットソリューションの開発・運用
資本金：9億1,690万円（2021年12月31日現在）