NEONシリーズ 活用事例紹介
製造業でのビジョンシステムにおいて、通常カメラとPCは別ユニットとして構成されますが、ADLINK社のNEONシリーズをご活用いただくことで、オールインワンのシンプルな構成でAIビジョンシステムを実現することが可能となります。
本項では、実際に国内のお客様でご検討いただいているご活用事例について紹介いたします。
1．医薬品やそのパッケージ等の不具合検出
2．産業用ロボット周辺における作業員の安全確保
関連商品・技術情報
商品基礎情報
NEONシリーズ ご活用事例
1. 医薬品のパッケージの不具合検出
ADLINK社のAIスマートカメラを活用し、医薬品およびそのパッケージの不具合検出にご活用いただける事例を紹介いたします。
NEONを活用した医薬品の不具合検知活用イメージ
■システム構成
■視覚での検出時と比較した結果
2. 産業用ロボット周辺における作業員の安全確保
ADLINK社のAIスマートカメラを活用し、物理的なフェンスを設けず作業者の安全を確保する事例をご紹介いたします。
NEONを活用した作業員の安全確保 活用イメージ
■システム構成
- 通常の安全確保の方法
産業用ロボットの可動域周辺では、作業員が立入りできないよう、下図のように物理的に安全柵が設けられております。
現在のロボット動作周辺の安全柵イメージ
- NEONを活用した事例
NEONを活用した安全確保対策事例
■NEONを活用することによるメリット
①設置の柔軟性
本来床に取り付けるべき柱の設置の必要もなく、NEON筐体を天井から柔軟に設置が可能
②生産スペースの確保
通常安全柵があることで床スペースを確保することで生産スペースが制限されてしまうが、NEONを活用いただくことで、上図のようにハザードゾーンの表示マークのみで済むため、生産のためのスペースをより多く確保できる。
③自律ロボティクスの連携精度向上
物理的な境界線が無いことにより、今後工場内を走行する自律型ロボット(AMR)と、ロボットアームとの連携がよりスムーズになり、AMRの可動範囲もより自由度が高くなる。
上記の通り、NEON一つで工場内での安全確保に加え、全体的な作業効率アップに貢献することができます。
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