リアルタイムクロックモジュールにおける省TIME(SHOW TIME)
省TIME(SHOW TIME)として、リアルタイムクロックモジュールを取り上げます。
このページでは、リアルタイムクロックモジュールにおける『省』の要素とそのメリットについて紹介させて頂きます。
リアルタイムクロックモジュールにおける省TIME(SHOW TIME)とは
リアルタイムクロックモジュール(RTC)は時計用途でよく使われるデバイスですが、このRTCには多くの『省』という要素が盛り込まれております。
下記イラストにありますように、大きく3つの『省』に分けることができます。
・省人化(工数削減)
・省スペース(スペース削減)
・省電力(低消費電流)
今回はRTCをテーマに、効率化(省TIME(SHOW TIME))を考えてみたいと思います。
リアルタイムクロックモジュールの『省』におけるメリット
省人化(工数削減)
①1パッケージ化による部品数削減により実装工数削減
②精度得るための調整作業が不要
③回路マッチング不要で工数削減
④外部環境による影響度が極めて小さく、高信頼性を確保することが可能で不良率低減で工数削減
⑤TCXO内蔵により高精度の計時がスタンドアローンで可能であるのでメンテナンスや補正のためのシステム設計が不要
省スペース
・1パッケージ化によりる部品数削減により基板の小型化(スペース)に貢献
省電力(低消費)
・低消費によりバックアップ電源期間の寿命延伸に貢献
・電源切り替え機能を内蔵することで、電源切り替えのリーク電流を抑えることが可能。低消費に貢献
リアルタイムクロックモジュールのラインナップと機能
リアルタイムクロックモジュールには『省』を含む機能やメリットが多数存在することがご理解頂けたかと思います。セイコーエプソンのリアルタイムクロックモジュールは、時計用IC、水晶チップ、共に長い歴史と実績がございます。またセイコーエプソンのリアルタイムクロックモジュールには『省』を含む機能はもちろん、その他の機能も含んでおり、多数のラインナップがございます。
下記はセイコーエプソンの代表的な製品を Value vs Function でまとめてみましたので参照頂ければ幸いです。
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