セイコーエプソン｜リアルタイムクロックとは

世の中には正確な時間を必要とするアプリケーションが数多く存在しますが、この「正確な時間を得る」ためには、「精度の良い周波数を発振するデバイス」と「それを制御するIC」が必要不可⽋となります。

リアルタイムクロックは上記のようなアプリケーションやPC・情報家電（システム、etc）に組み込まれており、電源をオフにしても時を刻み続けます。また「年」「月」「日」「時」「分」「秒」「曜日」等のカレンダー機能をデータとして提供することも可能です。リアルタイムクロックの構成は主に下記2パターンになります。

• 水晶振動子＋IC（Real-Time Clock-IC or MCU）
• Real-Time Clock-ICモジュール

構成例

• 水晶振動子（32.768kHz：時計用）＋　IC（Real-Time Clock　or　MCU）

• 水晶とICを一体化！
  • ワンパッケージにした、リアルタイムクロック　モジュール

• リアルタイムクロック　モジュールは
  • ✔時の管理・制御を行うためのキーデバイス

『音叉型水晶振動子＋IC』をワンパッケージ化したセイコーエプソン/リアルタイムクロックモジュールの特長とメリットについて説明いたします。ワンパッケージ化してモジュールにすることで様々なメリットが生まれます。

1. 高い時刻精度を提供します。
   　　　　　　・・・精度調整済み
   　　　　　　・・・温度補償回路を搭載した機種をラインナップ
2. 長時間駆動に貢献できます。
   　　　　　　・・・低消費を実現
   　　　　　　・・・電源を自動で切り替え
3. 高い信頼性を確保
   　　　　　　・・・1パッケージ化により耐環境の弱い回路を保護
4. 省スペース化が可能です。
   　　　　　　・・・部品数削減によりスペースを確保
5. お客様の手間削減を実現します。
   　　　　　　・・・モジュール化により組立工程削減
   　　　　　　・・・回路マッチング不要
   　　　　　　・・・電源切り替え回路不要
   　　　　　　・・・電源電圧の選定が容易

セイコーエプソン/リアルタイムクロックモジュールのValueとFunctionをマッピングした図です。
基本的に低消費⇔高精度はトレードオフの関係になります。

リアルタイムクロックの推奨製品ラインナップ