Same Sky 静電容量式エンコーダ製品のご紹介

Same Sky Japan 社にて取り扱いしております静電容量式エンコーダについてご紹介いたします。インクリメントエンコーダやアブソリュートエンコーダ、ブラシレスDCモーター向けのコミュテーションエンコーダを用意しています。

静電容量式エンコーダとは

静電容量式エンコーダの動作

エンコーダは機械的な動きを電気信号に変換する重要なコンポーネントです。FA機器、産業プロセス制御、ロボットなどの多くのアプリケーションで使用され、位置、速度、距離、および方向に関する信号を提供します。市場では光学式や磁気式のエンコーダが流通していますが、Same Skyでは独自の設計による、静電容量式 “AMTエンコーダ”を開発・製造しております。

静電容量式エンコーダは、正弦波パターンを持ったディスクと、それを挟んで設置される固定トランスミッタ、固定レシーバで構成されています。ローターディスクが回転すると、トランスミッタからの高周波信号が変調され、レシーバに届きます。その信号のキャパシタンス – リアクタンスの変化を検出し、復調アルゴリズムを使用してデータに変換しています。

静電容量式エンコーダのメリット

静電容量式は汚れや油に強く、振動や温度変化にも耐性があるためさまざまな環境で使用可能です。LEDを使用していないため光学式と比較すると寿命が長く、小型で消費電流が少ないです。また、磁気干渉やEMCノイズに対して影響を受けないため、磁気式と比較するとより高い精度と分解能を実現します。その他にもAMTシリーズはデジタルインターフェースを備えているためエンコーダの解像度をユーザーにて変更可能になり、同一製品を幅広いアプリケーションにて使用できるため在庫の削減や柔軟な対応が可能です。下記にて特徴をまとめた表を記載します。