関連商品・技術情報
商品基礎情報
東急バス様でバス停接近情報表示にGDS社e-Telaを本格採用
東急バス株式会社様(本社 東京都目黒区)では、バスの接近情報とともにバス車内の混雑情報をリアルタイムで案内するバス停デジタルサイネージシステムの実証実験(2021年3月3日~)にあたり、2か所のバス停でGDS社 e-Telaを採用いただきました。
その後、運用評価やご利用客様のご意見などからシステムを改良し、30か所に拡充し、2022年3月より運用を開始いたしました。
東急バス様では、実証実験を通じて、全天候型筐体の設置容易性、優れた視認性・耐久性、低消費電力で環境負荷低減への貢献等の理由から、電子ペーパーベースのe-Tela増設を決定いただきました。
e-Tela のディスプレイは、13.3インチで横置きに配置し、以下のようなコンテンツがセンターサーバーより配信され、随時表示が更新されます。
採用いただいた製品は、13.3インチディスプレイで外装なしフロントライト付きコアエンジンモデル ETL13007をベースにした東急バス様専用モデルです。
今回対象のバス停は、すべてAC100V電源が供給されるため、ACアダプタを使用し電源供給しています。ただし、停電時に電源供給が途絶えた際、電子ペーパーディスプレイに電源断直前の情報が表示されたままになるため、電源断検出と案内表示を行う付加機能を用意しました。
バス停留所デジタルサイネージにおける e-Tela のメリット
以上を総合すると、バス停留所で e-Tela を導入するメリットは次のようになります。
- 太陽光下での高い視認性および広い視野角性能
- 低消費電力での運用(太陽光発電を利用し、電源設備のないバス停留所へも適用可能)
- 通信モジュール(国内キャリアのSIM使用可)を内蔵しているためPC等の制御装置不要
- インターネット経由の遠隔監視システム(DMS)を利用可能
- IP67レベルの防塵防水筐体のため、防水ケースを用意する必要がない
- 一体型コンパクト設計なので、様々な停留所形態での採用を検討しやすい
- 夜間は輝度均一性の高いフロントライトにより、光害とならない明るさで情報表示
以下に、実際の設置状況の事例写真および、今回設置した電子ペーパー型のバス停接近表示器の停留所情報を参考までに紹介致します。
実際の設置状況の事例写真および電子ペーパー型のバス停接近表示器の停留所情報
設置状況 : 大崎広小路バス停
設置状況 : 池上駅バス停
バス停接近表示器(電子ペーパー型) 設置箇所
※2022年3月現在
各停留所の行先系統については、東急バス株式会社のホームページをご参照ください。
https://www.tokyubus.co.jp/