【RF・高周波】通過型電力計のご紹介|BIRD Electronic

BIRD社(バード社)ワットメータ[通過型電力計]は、無線市場において無線機メーカや官公庁などに非常に多く採用されている製品です。エレメントを変える事で幅広い周波数に対応できる電力計やエレメントレスで広い周波数範囲に対応している最新製品もリリースされております。また、ダミーロードを接続することで終端型ワットメータとしても使用可能です。
このページでは、通過型電力計と終端型電力計の特徴や、他社電力計とBIRD社電力計の参考比較例を紹介します。終端型電力計の市場では、ラインアップ縮小などがある中、BIRD社ワットメータは、継続して幅広いラインアップを取り揃えております。
※お問い合わせの際、より円滑なご案内をご希望の方は、右側のお問い合わせ内容欄に、以下の内容をご記載いただけると幸いです。
・測定時の印加電力:
・周波数:
・測定時の変調(CW、AM、FM等)
商品基礎情報
BIRD社 通過型電力計 アプリケーションマップ
BIRD社の通過型電力計は、防災無線の点検や、列車・航空・船舶・業務用無線などで使用される無線機の出力確認、トンネル内ラジオ再放送等でも定期点検の治具として活躍しており、その他様々な場所/業界でご使用頂いております。
Bird社製通過型電力計は、“終端型電力計”としても使用可能!
BIRD社の高周波電力計はすべて通過型となっております。ダミーロードを用いることで、擬似的に終端型電力計としても使用可能です。
通過型および終端型電力計のどちらとしても使用可能であるため、下記両面の利点を兼ね備えています。
通過型電力計のメリット:反射電力を測定できるため、VSWRを確認することができ、アンテナ性能を評価することが可能。
終端型電力計のメリット:後段にダミーロードを接続することで、50Ω下での無線機の出力確認が可能。
業務で使用していた電力計が製造中止になってしまった!? 相当品をお探しのあなたに!
他社の電力計では、周波数やパワーレンジが本体ごとに限定的で、用途によっては複数台準備する必要がありました。
BIRD社がリリースした最新機種“4480A”では、エレメントレスで2MHz-1,000MHzの範囲を対応可能な上、デジタル変調も測定可能です。これにより、大多数の無線市場用途に適応できるため、従来他社製電力計では複数台の電力計が必要とされていた場面においても1台の“4480A”で測定可能です。
>>“4480A”の詳細はこちら
また、長年ご好評いただいているエレメント型の電力計も、変わらず製造しておりますので、そちらをお求めの場合、その旨を記載の上、お問合せください。
他社終端・通過型電力計 | 仕様比較表 | BIRD社最新通過型電力計 「4480A」 |
電力計(型式)毎に測定できる周波数範囲が限定的 (例) モデル① 50 – 160MHz モデル② 140 – 470MHz モデル③ 800 – 1000MHz |
周波数範囲 | 2MHz – 1,000MHz |
電力計(型式)毎に測定できるパワーレンジが限定的 (例) モデルA 3W フルスケール モデルB 15W フルスケール モデルC 70W フルスケール |
パワーレンジ | 2MHz – 30MHz: 10W – 10kW 25MHz – 1000MHz: 1W – 1kW |
2MHz – 30MHz: 10W – 10kW 25MHz – 1000MHz: 1W – 1kW |
測定精度 | 読取値±4% |
その他 | ・デジタルおよびアナログ変調に対応可能 ・進行波・反射波・VSWRを同時に確認可能 ・終端器を使用する事で終端型としても使用可能 |
各種変調別 RF電力計選定推奨ガイド
BIRD社では、変調や周波数範囲等の用途に合わせて様々な製品をラインアップしております。
製品選定にお困りでしたら、以下に簡易選定推奨ガイドを示しておりますので、ご活用ください。
※下記以外にも、ハンディタイプのスペクトラムアナライザ(7.5GHzまで)や、ネットワークアナライザ(9.0GHzまで)も取り扱いがございます。
CW | FM | AM | デジタル | |
![]() 【4480A】 2MHz-1,000MHz対応 |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
![]() 【43】 450kHz-1,260MHz対応 |
◯ | ◯ | ||
![]() 【WPS】 25MHz-4.0GHz対応 |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |