セイコーエプソン Arm Cortex-M0+プロセッサー搭載 低消費電力32ビットマイコン『S1C31W65』を量産開始

2020/08/28
商品情報

セイコーエプソンArm Cortex-M0+プロセッサーを搭載した低消費電力32ビットマイコン『S1C31W65』を開発

『S1C31W65』(パッケージタイプ:P-LQFP100-1212-0.40)

1.8~5.5V駆動で105℃温度保証対応の液晶ドライバー内蔵シングルチップマイコン

当社取り扱いメーカであるセイコーエプソン株式会社(以下エプソン)は、Arm® Cortex®-M0+プロセッサーを搭載した低消費電力フラッシュマイコン『S1C31W65』を開発しました。本製品は、液晶ドライバー内蔵シングルチップマイコンとしてご好評をいただいているS1C31Wシリーズで、初めてセグメント液晶ドライバーに対応した汎用マイコンです。2020年8月より量産開始、月産20万個を予定しています。サンプル価格は、QFPパッケージタイプで600円(税別)です。

近年は、産業機器や民生機器において、システムのIoT化や高機能化が進み、消費電流を増やすこと
なく高性能処理を行うことが求められています。このような市場要求に対応するため、エプソンは強みとしている低リーク・低消費電流技術に、Arm Cortex-M0+プロセッサーを採用し、低消費電流と高性能化を両立したS1C31ファミリーの製品の拡充を進めております。
『S1C31W65』は、最大で33MHzの高速動作と同ファミリーの中でも最大のパフォーマンスを持ち、スリープモード※1でわずか0.3µA、動作電流130µA/MHz※2と低消費電流を実現しています。また、エプソンマイコンの特長である表示駆動技術を生かした最大416セグメントの液晶ドライバーを搭載しています。そして、液晶パネルの駆動に必要なバイアス電源を内部電源回路によって生成可能※3なため、電池残量に影響されない表示品質を実現できます。加えて、ソフトウエアによる駆動電圧調整を有しており、LCDコントラスト調整や電圧の異なる液晶パネルに対応しています。

本製品は、この他にも、リアルタイムクロック(RTC)、各種タイマー、R/F変換器※4、A/D変換器、温度センサなど豊富な周辺回路を搭載しています。また、最大105℃の動作温度に対応し、動作電圧も1.8V~5.5Vと広範囲なため、産業機器やセンシングを必要とする民生機器にも最適です。
エプソンは、省エネルギー、小型化、高精度を実現する「省・小・精の技術」により、お客様の製品のさらなる性能向上に貢献してまいります。

※1 Cortex-M0+プロセッサーのディープスリープモードに相当します。
※2 VD1電圧モード: mode1の場合
※3 バイアス電源の外部印加モードにも対応しています。
※4 CR発振方式のA/D変換器。抵抗成分を周波数に変換します。基準抵抗とセンサを同一条件で発振させてその差を得ることにより、誤差の少ない高精度な計測を実現します。

製品について

ArmおよびCortexは、Arm Limited(またはその子会社)のUSまたはその他の国における登録商標です。