ブロードコム｜Brocade Gen7 スイッチ・ダイレクタのご紹介

SANをとりまくテクノロジは日々進化を遂げています。サーバ向けプラットフォームは新たなCPUアーキテクチャ・通信インタフェースの導入により従来と同じフットプリントでもI/O性能が2倍近く高速化し、ストレージもHDDからSSDへの置き換えにより異次元の高速化を実現しています。これらの技術革新に追随するにあたり Gen7 ファイバーチャネルスイッチへのアップグレードは必然といえます。

高速な SAN が何らかの不具合よって十分な性能を発揮できなくなると、それが少しの間であっても甚大な機会損失が生じる恐れがあります。Gen7 自律型SANでは、そのような不具合の予兆を検知し、早急かつ自動的に是正措置を取ることで、人的サポートリソースを介さずとも SAN を常に最適な状態に保ち続けます。

複数世代のハードウェアが混在するSANでは、古い世代のハードウェアが性能のボトルネックとなる可能性があります。Gen7 のハードウェアが提供するトラフィックオプティマイザ機能は、世代毎の最高性能を発揮できるようファイバーチャネルの割り当てを最適化します。

Gen 7ハードウェアではリンク間での輻輳状態を検知すると直ちに HBA に通知(FPIN)を行います。通知は輻輳状態に関わらず即座にHBAに伝搬し、HBA単体で是正措置を行うため、極めて高速な輻輳状態の検知および改善が可能となります。