Qsources｜音響パワー基準音源 Qref

正しいパワー放射を行うには、Qrefをパネル、床、壁、機械の異なる面など、反射面に当てておく必要があります。 表面は完全に平らである必要はありませんが、できるだけ平らな面に設置することを推奨します。
測定面はどのような傾きでもかまいません。測定面が安定した水平状態であれば、Qrefは自立します。それ以外の傾斜の場合は、吊りロープまたは付属の三脚による追加サポートが必要です。

設置手順

1. Qref底面の取付部を表面に対して密閉させます。底面の取付部は柔軟になっており、取り付け位置のある程度の表面形状に適応するようになっています。しかし、表面が荒かったり、凹凸がある場合には、粘土やワックス、アルミテープなどの粘着性のあるもので取付表面を補強する必要があります。
2. 写真で示したように表面「H」に対して、音源の平均距離を取付表面と本体のグレー部分のアルミエッジの間が20mm±2mmに保つようにします。
3. 動作中はQrefが振動するため、Qrefのアルミニウム部分が床や供試体に直接接触しないように注意してください。

専用アンプQamRのハウジングの上に物を置かないことが重要です。外側の表面はすべて冷却のために必要であり、アンプが長時間アクティブまたはスタンバイ状態であった場合、時々温かくなることがあります。これはアンプ内の高電力密度の電子機器に関連したもので、問題はありません。