商品基礎情報
- 発電機とFluxTracII間との最長許される同軸ケーブルの長は?
- FluxTracⅡの最高許容環境温度は?
- FluxTracⅡの動作温度範囲は?
- FluxTracⅡの動作電圧は?
- FluxTracⅡの熱消費量と放熱は?
- FluxTracⅡは電波や電磁波を発生しますか?
- FluxTracⅡモニタはどのように磁束データを収集しますか?
- FluxTracⅡ装置をプラントの監視システムに組み込むことはできますか?
- FluxTracⅡはコントロールPCとどのように接続しますか?
- FluxTracⅡは何をモニターするのですか?
- なぜFluxTracⅡのデータを分析するのですか?
- FluxTracⅡには警報出力がありますか?
- マウントに必要なものは?
- 入力信号の仕様は?
- FluxTracⅡのデータ・ファイルの保存フォーマットは?
- FluxTracⅡはどこに設置されていますか?
- FluxTracⅡがスロットの問題を確定する精度は?
- Fluxのプローブがはがれるリスクは?
- 既に運用している装置へ取り付けるのに必要なことは?
- 据付とトレーニング費用に関連することは?
Q.1 発電機とFluxTracⅡ間との最長許される同軸ケーブルの長は?
A.1
FluxTracⅡと発電機間の最長ケーブル長は500フィート(約150m)です。信号電圧強度は極端に減衰しないのでケーブルは同軸ケーブル(推奨)でも2線(より線)ケーブルでも使用できます。
Q.2 FluxTracⅡの最高許容環境温度は?
A.2
FluxTracⅡの最高許容環境温度は50℃です。
Q.3 FluxTracⅡの動作温度範囲は?
A.3
FluxTracⅡの動作温度範囲は-20℃から50℃です。
Q.4 FluxTracⅡの動作電圧は?
A.4
動作電圧:100/240 V (92-264 V)
周波数:50/60 Hz (47-63 Hz)
公称入力電圧、115 VACまたは230 VACのどちらかをAC PWR SELスイッチで選択します。詳細はお問合せください。
Q.5 FluxTracⅡの熱消費量と放熱は?
A.5
FluxTracⅡは1時間に約1W消費します。
Q.6 FluxTracⅡは電波や電磁波を発生しますか?
A.6
FluxTracⅡの電源はフィルターがあり下記仕様を満足しています。
CISPR 22 Class B, EN55022 Class B と VDE 0878 PT3 Class B. FCC Class B
Q.7 FluxTracⅡモニタはどのように磁束データを収集しますか?
A.7
FluxTracⅡはLAN(イーサネット(RJ45 CAT5以上))またはUSBでリモートアクセスし、専用のRotorFluxProソフトウエアで設定した後、磁束データ自動で収集します。また貯えられたデータはRotorFluxProソフトウエアでコンピュータにデータを受け渡しできます。その他の詳細についてはお問い合わせください。
Q.8 FluxTracⅡ装置をプラントの監視システムに組み込むことはできますか?
A.8
FluxTracⅡはModbusプロトコルまたはオプションのアナログ出力モジュールを介して既存のプラント・モニタリング・システムと通信できます。アナログ出力モジュールでは4-20mAの信号を送ります。
Q.9 FluxTracⅡはコントロールPCとどのように接続しますか?
A.9
FluxTracⅡはLAN(イーサネット(RJ45 CAT5以上))またはUSBでリモートアクセスできます。その他のデータの受け渡し詳細についてはお問い合わせください。
Q.10 FluxTracⅡは何をモニターするのですか?
A.10
FluxTracⅡは各回転極のスロット周辺の漏れ磁束により発生する電圧信号をモニターします。
Q.11 なぜFluxTracⅡのデータを分析するのですか?
A.11
FluxTracⅡのデータを分析することでユーザーは回転子の短絡した巻線、その位置、短絡の程度を知ることができます。
Q.12 FluxTracⅡには警報出力がありますか?
A.12
FluxTracⅡは標準で警報出力に使えるリレー接点を有しています。
Q.13 マウントに必要なものは?
A.13
FluxTracⅡ NEMA 4X エンクロージャにはマウント用のタブが4つ付いているのでユーザーはネジ、ボルト、アンカー等をご用意ください。FluxTracⅡはモニターする発電機の中心にマウントしなければなりません。ローカル通信を行う場合は、FluxTracⅡはプラントの従事者が容易にアクセスできなければなりません。FluxTracⅡはプラントのグランドに接地されていなければなりません。据付と構成の詳細については、FluxTracⅡの据付と構成マニュアルをご参照下さい。
Q.14 入力信号の仕様は?
A.14
FluxTracⅡは0.5Vから2.0Vまでの入力信号レベルの範囲で校正ができます。
Q.15 FluxTracⅡのデータ・ファイルの保存フォーマットは?
A.15
FluxTracⅡのデータは制御用コンピュータのホルダーに保存されます。フォルダー名は負荷と試験情報が含まれます。ファイルは基礎解析用に表計算ソフトにエクスポートでき、IRIS社の専用ソフトウェアパッケージでも解析できます。
Q.16 FluxTracⅡはどこに設置されていますか?
A.16
FluxTracⅡは既に世界の多くの大型回転機メーカ様を通じてエンドユーザ様に納入されております。具体的な納入実績につきましてはご提示できる範囲が限られますが、御必要の際はお問い合わせください。
Q.17 FluxTracⅡがスロットの問題を確定する精度は?
A.17
FluxTracⅡは磁束のデータを100%的確に集積します。回転子の問題を確定する能力は使用する解析ツールに依存します。Iris社の知る限りIRIS社のソフトウェアは誤った検出をしたことはありません。
Q.18 Fluxのプローブがはがれるリスクは?
A.18
磁束プローブを使用することは新しいことではありません。20年以上前より世界中の発電機に多くの磁束プローブが取り付けられています。使用するGeneratorTech社製のFluxプローブまたはIRIS社のFFプローブ並びにTFプローブはGeneratorTech社の決められた手順並びにアイリス社の据付手順に従い取付けられます。過去においてGeneratorTech社のFluxプローブは現場での評判が1番であり、アイリス社もそのプローブにならって生産据付指導をしています。正しく取り付ければはがれることはありません。取り付け手順の詳細はGeneratorTech社のホームページまたはIRIS社のマニュアルを参照してください。
Q.19 既に運用している装置へ取り付けるのに必要なことは?
A.19
FluxTracⅡを装置に取り付けるには発電機がオフラインの状態でなければなりません。GeneratorTech社のFluxプローブまたはIRIS社のFFプローブでは回転子を取り出して磁束プローブをウェッジの上部に貼付します。IRIS社のTFプローブ(50mm未満のエアギャップ用)の場合には、エアギャップの状況により回転子を抜かずにそのままで取り付けることも可能です。主要な発電機メーカーは磁束プローブを自社の装置に取り付けることができます。磁束プローブはツイストペアケーブルでFluxTracⅡに接続されます。FluxTracⅡシステムの取り付けと構成は1-2日でできます。
Q.20 据付とトレーニング費用に関連することは?
A.20
詳細は、取付対象機器の情報を添えてお問い合わせ下さい。
(本文章はIRIS社のホームページから要約したものです。不明な点は原文をご参照下さい。)