多機能測定器 Moku:Go

Moku:Goは、エンジニアや学生が設計やプロジェクトを積極的にテストするための多機能測定器です。Moku:Goは11の機器、幅広い接続性、およびオプションのプログラム可能な電源を備えており、かさばるベンチトップ機器を必要とせずにどこでも作業できます。軽量で小型のため、バックパックに入れて簡単に持ち歩くことができ、屋外や自宅等どんな学習環境にも適応します。
※データシートのダウンロードはこちら
【Moku:Goのケーススタディ】
・オレゴン州立大学ではなぜMoku:Goを使うのか?
・ロボットの設計/開発にMoku:Goが使用されました
・Moku:Go|PIDコントローラ(PID制御)を使用した実験例
商品基礎情報
仕様
アナログ入力 | |
チャンネル数 | 2 |
帯域幅 | 30MHz |
サンプリングレート | 125MSa(チャンネルあたり) |
分解能 | 12bit |
入力レンジ | 10Vppまたは50Vpp |
入力インピーダンス | 1 MΩ |
入力カップリング | AC/DC |
アナログ出力 | |
チャンネル数 | 2 |
帯域幅 | 20MHz |
サンプリングレート | 125MSa(チャンネルあたり) |
分解能 | 12bit |
出力レンジ | 10Vpp into 1MΩ |
出力インピーダンス | 200Ω |
プログラマブル電源 (4チャンネル) |
出力電圧 | 出力電流 |
チャンネル1 | -5V to +5V | 0 to 150 mA |
チャンネル2 | 0 to +16V | 0 to 150 mA |
チャンネル3&4 | 0.6V to +5V | 0.06 to 1A |
サイズ・接続部位
Mokuのソフトウェアについて
Mokuシリーズの最大の特長は、ソフトウェアの使いやすさになっています。直感的にソフトを操作することができ、ノンエキスパートの方でも安心して使用することができます。ユーザインターフェイスはWindows もしくは MacOSに対応(従来製品、Moku:Labと同様、ipadアプリへも対応予定)。また、Python、MATLAB、LabVIEWのAPIにも対応、測定の自動化等リモート環境下でも存分に活用可能です。LIQUID INSTRUMENTSの公式ホームページから、ソフトウェアのデモモードを無償でダウンロードしていただけます。ぜひ一度その使いやすさを実感してみてください。
測定機能の紹介
Moku:Goは、他のMokuシリーズ同様に14の計測機能を備えています。
※8種の機能はオプションとなり、別途購入が必要です。オプションとなる計測機能は下記をご参照ください。
標準機能(6種)
オプション機能(8種)
マルチインスツルメンツモード
マルチインスツルメントモードを使用することによって、2つの機能を同時に計測することが可能です。信号の生成・表示・処理を1つのデバイスから同時に実行することができます。
ファンクションジェネレーターをシステムの入力信号として使い、PIDコントローラでシステムの出力を制御する「閉ループ制御」のシステムを作成し、ロボットアームやモーターの制御アルゴリズムの構築したり、マイクロホンなどからの入力信号をオシロスコープで観測し、同時にロックインアンプで特定の周波数に埋もれた微弱な信号を検出・分析したりすることが可能です。