Kebbi Air導入事例紹介 ~住宅型有料老人ホーム ユナイト様~
AIコミュニケーションロボット「Kebbi Air」の導入事例をご紹介いたします。
介護現場での活用法や導入後の変化について、実際に施設でご利用されている皆さまからの貴重なご意見をまとめました。導入をご検討中の方々にとって、本ページが参考となれば幸いです。
【導入前の課題】来訪のたびに業務が中断
ユナイト 施設長 岡田様
Q:Kebbi Airを導入する前、受付業務にはどのような課題がありましたか?
A: 以前は完全に受付業務を人力で対応していました。最大の問題は、玄関にインターホンがなかったことにより、来訪者様がいらっしゃっても分からず、誰かが「こんにちはー!」と叫んでくださるか、職員を玄関にひとり配置するか、定期的に玄関を見に行くしかありませんでした。
オフィスも玄関に直結していないため、来訪に気づいた職員が、たとえ現場で介護中であろうと、2階にいようと、一旦仕事を止めて玄関まで走って向かう必要がありました。常に玄関近くに誰かがいなければならず、実質的に職員が1人、玄関対応に取られてしまうのが大きな課題でした。
【今後の期待】 多言語対応と、AIによる「異常検知」
Q:今後、Kebbi Airに期待することがあれば教えてください。
A:大きく2つあります。「多言語対応」と「異常検知」です。
一つ目の「多言語対応」は、今後、ご利用者様も職員も外国の方が増えてくることを見据え、多言語に対応してくれると助かります。
二つ目は、見守り機能としての「異常検知」です。 現在は、置き上がりセンサーや踏み込み式のセンサーも使っていますが、センサーが鳴っても「寝返りを打っただけ」なのか「本当に起き上がろうとして危険」なのか、映像がないため状況が分かりません。結局、職員がその都度確認に行かなければならず、人材不足の根本的な解消には至っていないのが現状です。
もしKebbi Airを各居室に設置できれば、映像とAIで「なんかおかしいな」という変化(立ち上がり、転倒、あるいは音など)を検知して通知してくれることを期待しています。丸文さんは他機器との「連携」にも強いと感じているので、例えばバイタルセンサーと連携して体調不良を早めに気づくなど、AIによる見守り機能の進化に強く期待しています。
【インタビュアーより】
本日は貴重なお話、誠にありがとうございました。
来訪のたびに職員の方がお仕事の手を止めて走って対応されていたというお話は、非常にリアルな課題だと感じました。 Kebbi Airの導入が課題解決につながったこと、そして何より職員の皆様が本来のコア業務に集中できるようになったとのお言葉を聞け、私達も大変嬉しく思います。今後ともよろしくお願いいたします。
〈インタビュー対象者様〉
株式会社テンダーハート
住宅型有料老人ホーム ユナイト
エリアマネージャー 西里 様
ユナイト 施設長 岡田様