MagSenseを使ってみよう[CY8CKIT-148 Code Examples]


CY8CKIT-148 Code Examples
CY8CKIT-148 Code Examplesの使い方
PSoC™ 4700Sインダクティブセンシング評価キット(CY8CKIT-148)に付属しているサンプルソフトウェアの使い方についてご説明します。
ここでは、PSoC™ Creator v4.4 および、CY8CKIT-148 PSoC™ 4700Sインダクティブセンシング評価キットの Code Examplesがあらかじめインストールされていることを前提としています。
PSoC™ Creatorのインストール方法は以下のリンクを参照してください。
CE222867_MagSense_With_Feedback_LED
① PSoC™ Creator v4.4 の File > Open > Project/Workspace から、
「CE222867_MagSense_With_Feedback_LEDs01.cywrk」を選択します。
② 次に、Build > Build [Project Name] を選択してBuildを実行します。
Buildプロセスが正常に終了すると、Output欄に「Build Succeeded:…」が表示されて、Workspace Explorer に「Generated_Source」が生成されます。
③ 評価ボードのUSB Type-Cコネクター(J2)とPCをUSBケーブルを介して接続します。
初めてPSoC™ 4700Sインダクティブセンシング評価キットをPCに接続した場合は、キットドライバが自動的にインストールされ、正常に認識されるとオレンジ色のステータスLED(LED9)が点灯します。
オレンジ色のステータスLED(LED9)が消灯している場合は、 モードスイッチ (SW1/MODE) を押して、ステータスLEDが点灯するようにしてください。
④ PSoC™ 4700Sインダクティブセンシング評価キットのPSoC™ 4700Sデバイスにプログラムの書き込みを行うには、Debug > Program を選択、もしくは [Ctrl]+[F5]を押します。(ここでの操作はProgram(書き込み)のみです。)
⑤ PSoC™ 4700Sデバイスが既に認識されている場合は、そのままプログラム書き込みが実行され、完了時にはOutput欄に「Device ‘PSoC 4700S CY8C4745AZI-S413′ was successfully」と表示されます。
CE222867_MagSense_With_Feedback_LED の動作確認
このサンプルプロジェクトは、CY8CKIT-148 PSoC™ 4700Sインダクティブ センシング評価キットのインダクティブ センシング ボタン コイル と近接コイルの機能を使用するためのサンプルコードです。
- インダクティブ センシング ボタン コイル
BTN1, BTN2, BTN3 の金属オーバーレイボタンを押すと、各ボタンに対応するLEDが点灯します。 - 近接コイル
金属製のターゲットを近接センシングコイルに約2cm以内に近づけると、近づけるほどにボード上で発光するLEDの数が増えます。
注)ボタンまたは近接センサーを約2秒間以上アクティブにすると、自動リセット機能によってボタンまたは近接センサーとそれに対応するLEDは自動的に無効になります。
参考文献 : ドキュメント
Kit User Guide
Kit Quick Start Guide
CY8CKIT-148 Schematic
Family Datasheet
担当エンジニアからの一言
今回は、PSoC™ 4700Sインダクティブセンシング評価キット(CY8CKIT-148)に付属しているサンプルソフトウェアの使い方について説明しました。
このサンプルソフトウェアを使用することで、すぐにでもプッシュボタンスイッチや近接センサーの評価を行うことができますので、ぜひお試しください。
その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。