TITAN用評価ソフトウェア TitanDemoKitApp
TitanDemokitAppとは
TitanDemokitAppは、TITANシリーズ専用の評価用ソフトウェアです。点群データ(距離、速度、角度情報)や、反射強度、Rawデータ(T14REのみ対応)をGUI上に表示し評価いただくことが可能です。
TitanDemokitAppで評価を始めるには
ミリ波レーダーモジュール評価キットTITANには、以下が同梱されております。
- レーダーモジュール本体
- スタートガイド
- CD-ROM(TitanDemokitApp等のソフトウェア、USBドライバ、各種ドキュメント等)
- USBケーブル(Type C)
また、TitanDemokitAppでの評価にはPCが必要となります。
PCの推奨スペックは以下の通りです。
- 対応OS:Windows10/Windows11
- CPU:Intel Core i5以上
- メモリ:8GB以上
PCをご用意いただけましたら、以下のように簡単に評価を始めていただけます。
1. TitanDemokitAppの起動、レーダーモジュールとの接続
PCにレーダモジュールをUSB接続後、TitanDemoKitApp.exeを起動すると画面左上の「COM」にて4口のポートが現れます。(T14RE以外)
この内、最も若い番号のポートを選択し「接続」をクリックすることでモジュールがPCに認識され、正しく接続された場合はお使いのレーダーモジュールに対応したMMIC情報とファームウェアバージョンが赤枠内に表示されます。
2. Cfgファイルのロード
「Load Config from PC and Send 」をクリックし、表示されたウインドウ内でモジュールへロードするCfgファイルを選択してください。
Cfgファイルは、モジュールへのコマンドをまとめた設定ファイルです。電波の送信開始・停止などの動作指示や、電波掃引時間といった送信波のパラメータ設定を行います。お使いのモジュールごとに複数のCfgファイルが用意されています。各設定の詳細については、モジュール付属のドキュメントをご参照ください。
Cfgファイルをロード後、モジュールが動作開始しGUI上に検知結果が表示され始めます。
TitanDemokitApp 各項目の紹介
TitanDemokitAppで確認・設定できる各項目を紹介します。
(TitanDemokitApp画面は、お使いのモジュールにより下図とは若干異なる場合がございます)
① 検知結果表示
| ・Scatter plot 検知した物標を2次元または3次元(2R5D、3Dアンテナ搭載モジュールのみ)のプロットで表示します。 ![]() |
・Range Profile ゼロドップラー(速度が0)として検出されたデータの距離・信号反射強度を表示します。「Noise Profile」にチェックを入れた場合、橙色のグラフでノイズラインが表示されます。 ![]() |
| ・Detect Objects 検出した物標ごとの距離、角度、速度、信号強度及びXYZ座標データの一覧を表示します。 ![]() |
・Doppler-Range Plot 検知した物標の、それぞれの距離に対してのレーダーとの相対速度(接近・離反方向)を表示します。 ![]() |
| ・Azimuth-Range Heatmap ゼロドップラーとして検知されたデータをヒートマップ上に表示します。プロットは信号強度ごとに色分けされます。 ![]() |
・Doppler-Range Heatmap 検知データ全体に渡る距離・速度情報をヒートマッププロットとして表示します。プロットは信号強度ごとに色分けされます。 ![]() |
| ・IF Signal(T14REシリーズのみ) 各仮想アンテナ毎のRawデータを表示します。RawデータはI,Qの複素データとして表示されます。 ![]() |
②データ保存、再生
TitanDemokitAppでは、動作ログデータの保存と再生が可能です。プロット画面とカメラ画面を同時にログとして記録できるため、対象物を正しく検知できているかといった動作検証・評価に役立ていただけます。
③レーダー情報、カメラ
| ・Profiling 検出オブジェクト数やフレーム処理時間、CPU負荷等の情報を確認できます。 ![]() |
・Doppler-Range Plot ロードしたCfgファイルに対するチャープ、フレームの詳細パラメータを確認できます。 ![]() |
| ・Scene ロードしたCfgファイルで設定される距離分解能や最大検知距離などの各パラメータを確認できます。 ![]() |
・Camera PCに接続したカメラ映像を表示します。 ![]() |
④検出・表示各設定
閾値設定や検知距離・角度・速度範囲の制限等、検出に関する設定や3D表示設定などをこちらのタブにて行えます。
対応モデルにより設定可能な項目が異なりますので、詳細はモジュール付属の取扱説明書をご参照ください。
まとめ
今回はTITANの評価用ソフトウェア TitanDemoKitApp について説明しました。TITANをご購入後すぐに動作させることが可能ですので、ぜひお試しください。










