VISHAY 面実装パワー抵抗選択ツール


ツールの使い方を動画でご視聴いただけます。 1.仕様確認とパラメータ入力(約4分) ・面実装パワー抵抗選択ツール ※丸文オリジナル動画です。(音声あり) |
●すべてを再生する(約8分) |
対象となる抵抗器
今回の対象製品
面実装パワー抵抗は、巻線抵抗と比較して、L成分がほぼ0という特長があります。
アプリケーション例
本ツールに関連するアプリケーション
5kWを超えるACDC、DCDC電源やインバータに設置されている平滑コンデンサへの充電時突入電流防止用抵抗と、機器切断時の感電防止のための放電回路用抵抗。
ツールマニュアル(平滑コンデンサの放電)
平滑コンデンサとは
平滑コンデンサは、下図のように電源回路で全波整流後も発生するリップルを抑え、より直流に近くなるように信号を平滑化する目的で使用されます。
コンデンサ容量値の決め方
必要な出力電力を放出できる容量値のコンデンサを選択します。
放電回路用抵抗値の決め方
部品選定手順
VISHAY社の部品選択ツール「High and Medium Power Thick Film Selector」を使い、必要な抵抗の部品選定を行います。
ツールの立ち上げ
下記のリンクアドレスに移動するか、VISHAY社のホームページから下記の手順で立ち上げます。
初期画面
下記の画面が立上ります。
パラメータ画面
必要な抵抗値、容量値の入力や放熱方法についての条件を入力する画面です。
抵抗値、容量値その他の設定入力
実装条件の設定入力
放熱方法を選択します。
実装条件の設定入力 – ヒートシンク
実装条件の設定入力 – 基板放熱
パラメータ入力画面のまとめ
入力パラメータ値に問題がなければ、[Next]をクリックしてModels(部品選定)画面へ
部品選択画面
パラメータ画面で入力された設定に対して、VISHAY社が推奨する部品が提示されます。それを参考にして部品を選択し、必要な電力とエネルギーに耐えられるかを確認します。
推奨部品リストおよび部品の選択
特性の確認
選択した部品と使用個数で、平均電力とパルスエネルギーに耐えられるかを確認します。
抵抗温度上昇分析(参考情報)
ヒートシンクまたはPC基板、抵抗、およびインターフェイス材のどこで熱が消費されているのかを確認できます。
部品選択まとめ
部品と個数を選択し、特性を確認したら[Next]をクリックしてPart Number(製品番号)画面へ
部品番号画面
選択した部品の品番を提示させます。
最後に確定した部品のオーダー用の番号が提示されて完了です。
VISHAYの中電力高電力厚膜抵抗