実験試験局免許申請

マイクロ波を利用したワイヤレス電力伝送技術を電波暗室やシールドルーム以外の環境で評価したい場合、

実験試験局の免許を取得する必要があります。本ページでは免許取得までの必要な手続きについて説明しています。

実験試験局とは

科学もしくは技術の発達のための実験、電波の利用の効率性に関する試験または電波の利用の需要に関する調査を行うために開設する無線局であって、実用に供しないものと定義されています。

Cota EVK や Cota を組み込んだ試作品を用いて一般環境での実証実験を検討しているお客様には実験試験局を開設して評価することを推奨しています。

実験試験局免許取得の流れは下記の通りです。
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実験試験局の免許は総務省(地方総合通信局) より交付されます。
実験試験局として免許申請する場合、事前に実験計画書を作成・提出が必要です。

実験計画書の審査・調整が完了し、承認が下りたら免許を申請します。
免許申請には以下の書類を追加して提出します。
　・無線局申請書
　・無線局事項書
　・工事設計書

申請内容に問題がなければ、総務省より予備免許が付与されます。
有効期間の間に落成検査を実施し、総合通信局に落成届を提出します。
落成届には以下の書類が必要です。
・工事落成等届書
・無線設備等の点検実施報告書
・点検結果通知書

点検結果通知書は登録検査等事業者より結果報告として発行されます。
予備免許を受けたら登録検査等事業者制度を利用して落成検査を実施します。
丸文株式会社は登録検査等事業者として、無線局の落成検査に係る無線設備等の点検を実施することができます。
>>登録検査等事業についてはこちら

落成届の内容に問題がなければ総務省より免許が交付されます。
これより実験試験局として運用を開始することができます。