SIEMENS｜超小型高周波域加振器 Q-HSH

超小型高周波域加振器 Q-HSHは最小限のスペースで再現性の高い高周波構造加振を行うために開発されました。サイズが非常に小さい超小型の構造加振器になります。

商品基礎情報

製品概要

超小型高周波域加振器 Q-HSHは試験体の質量と剛性への負荷は極めて低く抑えられています。不活性質量は、内部サスペンションによりスティンガーから動的に切り離されます。このサスペンションにより、不活性質量はあらゆる方向で良好なアライメントを保ち、試験体に硬く結合された質量を大幅に減少させることができます。

スティンガーはコイル巻線のベースとなるもので、目的の方向で試験体に直接接着されます。発生する力はスティンガーによって決定されるため、表面に対して垂直になります。慣性質量に1軸力センサーを内蔵しました。これにより、周波数応答関数（FRF）を正確に取得することができます。複数のスティンガーコイルアセンブリを試験体に取り付け、力センサーを内蔵した1つまたは複数のドライバーマグネットを使用して効率的なロービング加振を可能にします。

複数の加振器を並行して使用し、無相関の信号でFRFを使用することにより、データ取得を高速化することができます。加振器をアセンブリ内部に取り付け、試験体を組み直した際に測定を行うことができます。

質量負荷を最小限に抑えるため、スティンガーは剛性を保ちながら可能な限り小型化しました。そのため、スティンガーも交換可能にし、ダウンタイムを可能な限り短縮しています。